[将棋]右玉の手筋問題その1~端攻めの受け方~
問題図
右玉を指しているときに避けては通れないのが、玉側の端攻めへの対応です。
下記問題図は▲6六角のラインを活かして、9筋に歩の拠点を作られている状況です。
▲9五香からの端攻めが見えているため、この端攻めを受けるか、それ以上の攻めを繰り出さないといけませんが、現状の先手陣には隙がありません。
ここは右玉らしく、しっかり攻めを受け止めたいところですが、どう指せばよいでしょうか?
解答図
正解は△8三金です。右玉以外の戦型では異筋と捉えられる手ですが、右玉では時々出てくる端攻め対応の一手です。
この手を指せば、先手はこれ以上9筋を攻めることは困難で、後手は△9三金と一歩得を主張する楽しみが残るため、後手がやや有利に進めることができます。
解答図以降の手順
▲9五香の場合
▲9五香以外の場合
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