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小2長女の今後(支援級)。僕の親が知った時の反応。
12月に僕の実家で法事があり、親戚が来ていた。
1人の親戚は学童の受け持ちをしている方。
話題は、学童のことや教育の話。
その中で、小2長女は来年度から支援学級に行くことを伝えた。
親戚の人も僕の親も支援級は反対派。
その1人の親戚(学童勤め)の人は、
「小2長女が親戚と触れ合う様子を見て支援級行くなんて思えない」と話していた。
学校での授業の様子や文字が鏡文字になったりすることを伝える。
その中で出てきた話として、
小学校はカリュキュラム通りに進んでいて、学校の先生も授業の効率化や職務改善が求められている。
昔のようにクラスに何人かは必ず授業から遅れる子や、ついていけない子がいた。
しかし、昔は、その子たちは、先生の力(その子達にも時間をかけることができたこと)もあり、その子達も普通級で過ごすことができた。
今は、そういった意味で先生の力も衰えている。
その話しを聞いて、
今の学校教育としての業務の効率化は、国からも求められていて、僕たち世代が過ごした30年前の小学校生活、それと比べてもまるで別物になっていることが想像できた。
親の立場になって考えた時、僕達の過ごした小学校時代を、今の小2長女にそのまま当てはめて考えていた自分がいたのだと改めてわかった。
それから、新年が明けて、僕の両親に挨拶をしに行った時に言われた一言。
「もっと子供達の面倒を見なさいよ」(僕の母親)
挨拶をささっと終えて帰った深夜に僕の父親からLINEが来た。
「親2人が居なくなったら、どうやって生きて行くんだ 今の内になんとかしないと、怒ったり褒めたりしてなんとか普通学級に戻してやって下さいお願いします。あいうえおノートを買って来て字の練習をさせること!」
と来た。
このLINEにキレた。
「親がどうこうできていたら苦労はしない。この子の特性を本当に理解しているのであれば、そんなお願いを親にするのは良いことか? それは、責任の転換で結果を親のせいにしたいだけのただの言い逃れ。こっちは、常に最善の策を探して全力で接している。おじいちゃん、おばあちゃんの立場で孫に対しての最善の立場で接して下さい。親のせいにしている自分の親は、自分の子供の育て方を間違えたんじゃないのか。よく子供達に行っている言葉、人のせいにするのは簡単。まずは自分を見つめ直せと! そんなことはもうしている。ではおやすみ!」
と送ったら、
「今のうちになんとかしないと普通級に戻れなくなってしまう! それは親の責任だよ!」
と返信が来たので、ブチギレた!
電話で折り返した。
「共働きの中、最善を尽くしている。学校の現状や小2長女の様子、学校見学、懇談会での様子を考えて支援学級に行くことを決めた。結果だけ見て、過程も聞かずに親の責任だ! なんて、よく言えたな!? どういう思いがあって、この結果になったかも知ろうとせずによく言えたな! おじちゃん、おばあちゃんが支援学級が気になるなら、その立場で行動しろよ、距離が遠いからとか言い訳にするなよ! 奥さんのお母さんも初めは硬派の支援学級反対派だったけど、今の現状を把握して共に理解を深めて来年度から支援学級に行くことにした。 分かってないのはそっちだろ!」
など、とりあえず言いたいことを言っていた。
会社員と専業主婦の家だった僕の家庭。
僕が小学生だった30年前の印象を今の子供達に当てはめようとしている。
なぜできないのか、親が悪い、学校にもっと頼み込め、担任にもっと言ったらええんやなどを平気で言ってくる。
今のモンスターペアレントを作っているのは、このおじいちゃん世代なのではないか?
現にこのやりとりの後、親の責任だ!と言われたことが自分の子供の宿題を教える時に頭がよぎり、子供に強く当たってしまう時がある。
自分では親の影響はコントロール出来ているつもりでも親の言葉の影響力は潜在的に組み込まれているのかもしれない。
それが無意識に働き、社会問題であるモンスターペアレントを生み出しているのではないか?
2回も書いてしまった。
しかし、おじいちゃん、おばあちゃん世代の凝り固まった考えを改めるなど、到底できない。
じゃ僕達世代が考えを変えればいいじゃないかと思われるだろう。
しかし、先にも書いたが親への潜在意識がコントロールを阻む。
この流れがあるなら、子供達に悪い影響を与えないよう少しでも子供に接する瞬間や発言を意識していかないと、
それは、この先、生まれてくる孫の孫まで影響を与えてる可能性があるのではないだろうか。
まぁそれは、家々の決まり事として成り立つならそれが家訓であるなら、それもそれで良いかも知れない。
考えると深いのでこのあたりで止めようと思うがここに書きながら自分の気持ちも整理できたので有難い。
親の言うことも分からないこともないが、子供にとって何が一番大事かを常に考え模索していきたい。
最後まで読んで頂き有難うございました。