小1長女のやりたいこと。その後、起きたこと。
2024.1.1 正月元旦
朝起きてベランダから外を見ると雪がチラついていた。
小1長女が起きてきた。
「おじいちゃん家で凧揚げしたい!」
小1長女が冬休み前から言っていた言葉だ。
毎年、田舎のおじいちゃん、おばあちゃん家で凧揚げをするが、おばあちゃんが発熱とのことで、今年は凧揚げできないかもしれない...と伝える。
それでも、「したい!」と強く言う。
住んでいるところは、田舎に比べ都会、こんなところで凧揚げできるのだろうか。
ホームセンターで買った凧を持って公園へ行くと電線もなく、ここなら揚げれそう。
小1長女は走って凧揚げをする。
風が少なくあまり飛ばない。
雨も降ってきた。見上げると虹。
もっと風が強いところはないだろうか。
近くに海があり、行ってみると風が強くすぐ飛んだ。
6歳になった次女も持ちたい! と大はしゃぎ。
2人と凧揚げしていると、立ちくらみが。
と思いきや地面が揺れていた。
と同時に奥さんから連絡が入る、電話に出ると、
「地震! 早く帰ってきて!」
「地震!?」と叫ぶと、
近くにいたおじさんが、僕の叫び声を聞いて、
「地震や! 確かに揺れてる!」
立ちくらみと思いきや地震だった。
これはやばい。海だ。
(一瞬、大丈夫そうと思ったが)
とりあえず、子供に早く帰ろう!
津波が来るかも!と伝えた。
おじさんは、津波は来ないと言っているが、子供達を集めた。
長女は走って、次女はコマ付き自転車で家に帰る。
帰りながら2人は全力で「津波が来るー!」と言いながら帰った。
帰りながら携帯で震源地を調べる。
石川県が震源地だ。
太平洋側の紀伊半島なら津波が来ていた。
しかし、石川県から大分離れているのにあんなに揺れを感じるなんて。
自宅に帰りテレビを見ると震度7、だから身体に揺れを感じたのか。
その後も少し揺れた。
そのたびにダンゴ虫ポーズ。保育園で教えてもらったポーズで身を屈めていた。
凧揚げの時間が、避難訓練の時間ともとなった。
神社に行く予定だったが正月元旦はその後は自宅で過ごした。
今回の地震で亡くなられた方にご冥福を祈りながら記します。
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