タンパク質摂れてますか?
人の体って何からできてるの?
【成人の体組成(体重60kgの場合)】
水分 : 62.6% タンパク質:16.4% 脂質:15.3% ミネラル:5.7% 糖質:1%未満
体の半分以上を占める水分を除くと、タンパク質と脂質の割合が多い事が分かります。食事から摂取する栄養素の中では、糖質と食物繊維を合わせた炭水化物の割合が多いですが、体組成では糖質は1%未満とわずか。これは、糖質がエネルギー源として使われ、過剰な分は脂肪として蓄えられるためです。
タンパク質が不足するとどうなる??
体の構成要素で2番目に多いタンパク質。
これが不足すると様々な異常が現れます。( )内数字はタンパク質の割合
肌荒れ(皮膚のうち約60%)
枝毛・抜け毛(毛髪のうち約90%)
疲れやすい(心臓のうち約60%、脳のうち約45%)
爪割れ
(爪は皮膚の一部が角質化してできたもの。ケラチンというタンパク質一種が主成分)
月経不順
(タンパク質はコレステロールの材料。コレステロールが無ければ、女性ホルモンが作られない)
あなたの不調。タンパク質不足かもしれません...
ではどのくらいとればいいのでしょうか。
タンパク質を多く含む食品と1日に必要なタンパク質量(60g)を、ひとつの食品だけでとった場合の必要量
肉類・魚類
サーロインステーキ
約3.4枚(515g)
一日に必要な脂質の約3.3倍
卵・乳製品
卵
約8個
一日に必要な脂質の約70%に相当
大豆製品
納豆
約7パック
食べるだけでも大変
一日で食事からこんなに摂取するのってなかなかむずかしいですよね。
その不足分、プロテインで補いましょう
プロテインって何をイメージしますか?
筋肉モリモリのボディービルダーやアスリートがとるものだと思ってる方多いと思います。
私はそうでした。プロテインなんか飲んでムキムキになったら困る…むしろ太るんじゃ…って思ってました(^^;)
でも違うんです。プロテインには種類があります。
牛乳を原料とした「ホエイプロテイン」・「カゼインプロテイン」
大豆を原料とした「ソイプロテイン」、えんどう豆を原料とした「ピーププロテイン」
目的によってとるプロテインが変わってきます。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインがおすすめなのは、トレーニングで強い肉体を手に入れたい方です。
ホエイプロテインは、牛乳に含まれるタンパク質の一種です。
ヨーグルトの上澄みにできる液体のことをホエイ(乳清)といいますが、このホエイに含まれるタンパク質がホエイプロテインです。ホエイには他に、ミネラルや水溶性ビタミンが含まれます。
ソイプロテイン
満腹感が持続しやすいためダイエットをしている方にはもちろん、健康維持をしたい方にもおすすめです。女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが入っているので、肌の張りを保つ効果や、女性らしい体のラインをキープしたい方にもおすすめです。
ソイプロテインの原料は、その名の通り大豆のタンパク質部分だけを粉末にしたものです。タンパク質の比率を高め水分や糖質、脂肪を減らし植物性タンパク質を効果的に摂取できるようになっています。価格が比較的安いことも特徴の一つです。
ガゼインプロテイン
ダイエット時の間食や運動をしない日のタンパク質補給、また就寝時におすすめです。
ホエイプロテインと同じく牛乳を主成分とするのがカゼインプロテインです。この主成分であるカゼインは生乳を構成するタンパク質の約80%を占めています。
ホエイプロテインが水溶性で吸収が早いことに対し、カゼインプロテインは不溶性で固まりやすく、体への吸収速度がゆっくりであることが特徴です。
ピーププロテイン
ピープロテインはえんどう豆のタンパク質を原料にした植物性タンパク質が摂れるプロテインです。
ピープロテインは牛乳や大豆、卵といった食品にアレルギーがある方にもおすすめで、トレーニング後の体に欠かせないバリン、ロイシン、イソロイシンといったBCAAのホエイプロテインに劣らない量を含まれています。
体への吸収速度は緩やかで日常的なタンパク質におすすめです。
私は植物性のソイプロテインを飲んでいます。
飲み始めてから、上記で挙げたような肌荒れ、爪割れや抜け毛、などが改善されました。また、疲れがとれやすくなったのか、朝が起きやすくなりました!
なにかしら不調のある方は、栄養不足かもしれません。
まずタンパク質から見直しませんか?
プロテインも色々なメーカーから出ているため、どれがいいかわからないという方は、メッセージ頂ければ子供から飲めるおススメ商品などご紹介できます。気になる方は気軽にコメント下さい😊
コロナだけでなく、インフルエンザなどの流行も懸念されます。自分の健康は自分で管理していきましょうね!
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