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勢いをつけたら球速が上がる話



助走をしたら強い球が投げられる


私たち人間は、ごく当たり前に物体に強い力を与えようとするときに助走をつけます。


私が140km/hを投げられるコツをつかんだのはこの助走をつけて投げる(プルダウン)でした。

当時の感覚は

「そうか!この勢いをピッチングで再現できれば140km/hを超えられる!!」

でした。

ではこのプルダウンがどのような効果をもたらしたのか考察してみたいと思います。

F=mα

いきなり数式がでてきたと思いますが、ただの掛け算なので安心してくださいw
力(F)とは質量(m)と加速度(α)の掛け算で、質量か加速度のどちらかが大きくなれば【力】が大きくなることを表しています。

助走をしたことで加速が大きくなりました。
【力】を強くするには助走したら良い。身体はこれを勝手に知っているのです。

もちろんピッチングというのは、助走をつけることはできないのですが
助走から考えられることは

球速が速い投手は加速が上手


ということです。

実際に140km/hを投げれるようになってから、身体や腕の動きが速いまたは加速していることを体感します。

意外と参考になるのは、小学生がなんとかボールを届かせようと一生懸命投げている姿は、まさにボールに勢いを与えようするイメージをしやすいと思います。


加速とはなにか


次に気になるのは、速度と加速の違い。

速度=距離÷時間

加速度=速度÷時間=距離÷時間÷時間

加速度は速度の増分になるのですが、わかりやすく簡単な式にしておきましょう。

つまり

距離は長く、時間は短くすると加速は大きくなる

ことが分かりました。


球速を上げることよりも、最終的な【力】から逆算して考えてみるのも球速アップのヒントだと私は考えています。


今後もこのような当たり前のことから球速アップのヒントを考えてみたいと思いますので、フォローをよろしくお願いします!!

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