年頭所感:Insight Techは、VoC(顧客・生活者の声)を価値に変えるプロフェッショナルファームへ
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
株式会社 Insight Techは2025年のスタートに際して新たなサービスのご提供を開始します。このサービス拡充に込めた想いを年頭あいさつに代え、皆様にお伝えさせて頂きます。
Insight Techは、多くの企業・団体が主要テーマとして取り組んでいる「VoC(Voice of Customer:顧客・生活者の声)」活用に関し、当社に寄せられる期待の高まり・拡がりを踏まえ、より総合的なご支援を実現するコンサルティングメニューの提供を開始します。これにより、Insight TechはVoCの価値化を実現するプロフェッショナルファームへと進化いたします。
1.株式会社Insight Techの歩み
Insight Techは「声が届く世の中を創る」ことを目指す企業です。まさに「VoC(Voice of Customer:顧客・生活者の声)」の価値化を目指しています。祖業である「不満買取センター」に寄せられる「生活者の不満」の声を企業・団体に届けるパッケージ「不満ファインダー」は多くの企業のマーケティングにご活用頂いています。
不満買取センターの運営で培ったノウハウ・文章解析AIアイタスを活かし、各社が保有するVoCの価値化につなげるべく、「アイタスクラウド」や「アイデアイ」など独自のVoC価値化のためのパッケージサービスをご提供してきました。
加えて、パッケージサービスだけでは解決できない各企業・団体特有の課題やニーズにお応えするためのプロジェクトも多く取り組んできました。VoCを価値に変えるコアエンジンである文章解析AIアイタスを活用したカスタマイズサービスは多くの企業・団体の先端的な課題を解決してきました。
このように、Insight Techは「声が届く世の中を創る」ために、VoC(Voice of Customer)の価値化に特化して多くの企業・団体の皆様に「仕組み」をご提供するなかでチームとして成長させて頂く機会を頂いてきました。改めて感謝申し上げます。
2.各企業・団体が抱えるVoC価値化に関する課題の拡がり
あらゆる市場が細分化・多様化し、スモールマスから新しい価値が生まれるなか、これまで以上にVoCをビジネスのヒント、イノベーションの種にしようとする企業・団体が増えています。有難いことに、そのような中で私たちにお声がけ頂く課題が大きく拡がっています。
例えば以下のような、高次且つ複合的なビジネス課題です。
このような課題を多くの企業・団体の皆様からご相談いただくなかで、これに対応した新たなメニューをご提供し、VoC価値化に関する総合的なご支援を通じて企業・団体の皆様により深く広く伴走すべきとの考えに至りました。
これが私たちが目指す「声が届く世の中を創る」ことにつながると確信いたしました。
3.新たに提供を開始するサービス
VoCの活用・価値化に関わる課題が拡がる中、Insight Techは新たに3つのサービスの提供を開始します。いずれもすでにパイロットプロジェクトにおいて先進企業の皆様からご評価頂いております。
新サービス1:VoC価値化戦略策定コンサルティング
各企業・団体のビジョン、ビジネスモデル、ユーザーとの接点を踏まえ、「どのようなVoCをどう活用し、どんな打ち手につなげどのような価値を得るか」の全体像/戦略を策定します。
新サービス2:音声認識・生成AI活用型VoC価値化パッケージ
音声認識や生成AIを活用し顧客接点をどうアップデートし、そこで生まれるVoCデータをどう活用するかを戦術としてまとめ、これを連動させる仕組みをワンストップで構築・運用します。
新サービス3:発想力・創発力強化パッケージ
N=1の声を起点とした発想力・アイデア創発力を鍛え、組織の共通言語を構築するワークショップやこれを業務実装する商品開発会議をデザイン・運用支援。
また、既に多くの企業・団体にご利用頂いている「アイタスクラウド」(顧客の声から課題解決のヒントを発見する文章解析AIツール)の新たなオプションとして以下のご提供を開始致します。
<アイタスクラウド 新オプション>
4.伊藤よりメッセージ
~Insight Techは「VoC価値化プロフェッショナルファーム」へ~
私たちInsight Techは「声が届く世の中を創る」ことを目指しています。このVISION実現に向け、不満買取センターに寄せられる不満の声、各企業・団体が保有する顧客・ユーザーの声、世の中に拡がる生活者の声など、様々なVoC(Voice of Customer)にデータサイエンスを掛け合わせることで多くの課題を解決し、新しい価値を生み出してきました。
昨今、市場の細分化・多様化が一層進み、且つ変化のスピードが速まるなかで「VoC活用に取り組もう」とされる企業・団体が増えていることを日々実感しています。スモールマスの中に新たな価値を見いだす、生活者のオケージョンから新しいメッセージを開発するなど、多様化・変化する時代だからこそ、VoCに耳を傾ける必要が高まっていると言えます。
私たちはこれまで、VoC価値化の「仕組み」をご提供してきました。これまで属人的・主観的だったVoC活用を「仕組み」にすることで「マーケティングのヒント」「イノベーションの種」を「価値」に変える取り組みです。おかげさまで不満ファインダーやアイタスクラウドを中心としたパッケージサービスは多くの企業にご利用頂けるよう成長しています。カスタマイズサービスへのお声がけも頂く機会が増えています。
VoC価値化が「重要なビジネステーマ」になりつつある今、私たちInsight Techに対してより深く・広い関与を期待頂く機会が増えてきました。「VoCデータをどう価値にするのか」「生成AIや音声認識技術とどう連携させるのか」「VoCからどのようにアイデアを生み出すのか」など企業・団体の在り方やビジネスの生み出し方を大きく左右する重要テーマです。
「声が届く世の中を創る」ことに拘り、多くの企業・団体とお仕事をご一緒させて頂いてきた私たちだからこそ、「仕組みのご提供」をの枠を超えて、「VoC価値化」に関わる戦略策定・戦術推進・人財育成を総合的に支援する役割を担うべく、私たち自身が変革すべきと考えました。
「VoC価値化」を流行で終わらせない。地に足が付いたかたちで日々の仕事に根付かせる。
これにより「声が届く世の中を創る」。
2025年、Insight Techは「VoC価値化プロフェッショナルファーム」へ進化します。本年もInsight Techの挑戦を応援頂くとともに、私たちの新しい取り組みにご期待ください。
株式会社Insight Tech
代表取締役社長CEO
伊藤友博