タンパク質足りない→太る
筋肉や骨、脳、神経、内蔵や血液など、人の体を構成し、
その機能を強化させる栄養素がタンパク質です。
タンパク質が豊富な食品には、
肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などがあります。
筋肉の材料であるタンパク質
タンパク質の不足は、
筋肉量の低下、貧血、ケガの回復の遅れなどを引き起こします。
体を構成している筋肉や骨などの組織は、
「代謝」によって常に新しいものにつくりかえられています。
タンパク質の代謝は早く、
約1ヵ月余りで体のタンパク質の約半分が入れ替ってしまいます。
材料となるタンパク質が足りなければ、
壊れたり古くなったりした組織は再生されず、
筋肉などの量だけが減っていってしまいます。
筋肉量と基礎代謝は比例関係にありますので、
筋肉量の減少はパワー不足になるだけでなく、基礎代謝量も減ってしまいます。
生きていくために必要な最低限の代謝量が減少するということは、
太りやすい体になるということです。
いくらダイエットに励んでいたとしても、
タンパク質、なかでも必須アミノ酸を含んだタンパク質をきちんと摂取していなければ、効果はあまり期待できないということになるのです。
減量のためには高タンパク、低脂質
タンパク質をとることはとても重要ですが、
タンパク質を含む食物の多くは脂質も含んでいます。
脂質は体にとってなくてはならない栄養素(必須脂肪酸)を含んでいますが、
摂取しすぎると体脂肪率の増加などにつながるおそれがあります。
例えばお肉の場合、脂身の多い肉を控え、赤身のヒレ肉などを選ぶといいです。
また、フライパンで焼くよりは、網焼きなどにして脂分を落とすようにすれば、
カロリーを大幅にカットすることも可能です。
また、プロテインパウダーを利用することで、余分なカロリーを摂取する心配はなくなるため、積極的に利用することをオススメします。
太らないようにしよう、痩せよう、と思うあまり
必要な栄養素までも摂らないようになってしまいがちです。
食べなければ一時的に痩せることはできるかもしれませんが、
あくまでも一時的です。
運動している、していないに関わらず、
タンパク質はしっかり摂取しましょう^^
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