海外展示でやって良かったこと8選
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私がフランスルーヴルで活動した際に感じたことをまとめてみました✨今後海外で活動するアーティストの方に参考になるかなと思いシェアします。
私はジャパンプロモーションからお声掛けをいただき、人生初のルーヴルでの展示を行うことになりました。「グローバルで活躍するアーティストになる!」が私の最初の願いだったので、この機会は間違いなくつかみたかったのです。
やって良かったこと
その1:アートフェアへの出展をゴールにしなかった
アートフェアでの展示の機会は様々な機会があります。挑戦するかしないかは本人がどうなりたいか、費用面も含め相談だと思います。お声掛けいただいた時に展示だけでなく
- ライブパフォーマンス
- 現地のギャラリー調査
- 現地美術館への訪問
- ホームステイ
等、いくつかやりたいことをピックアップしました。ここは、自分がやりたいことを最大限まで膨らませ、どうなりたいか、何をしたら自分のゴールに適うのか自由に考えることが大事です。そして、それらを実行するにはだいたい3週間程度、費用はこれくらいと見積もりをしました。
その2:多くの方と現地で活動をした。
私はライブペインターなので、その場で即興で演奏してくれた、関ジャムCM音楽特集やパリピ孔明で音楽を作っている近谷直之氏さん、東京藝大で写真を学んだ臼井水美さんと共にフランスに行きました。現地ではフランスで香水ブランドを立ち上げている(サノマ)クリエーターの Yuta Watanabe さん等多くの方が協力をしてくださいました。全体を見てくれた、90Englishのはるはる、森田さん(全てご紹介できない…)1人ではないため、次はどこでライブペイントをしようか、どんな音楽がいいか、どんな角度から撮影したらいいか等決めて行って、その場で新しいものが次々と生まれるという感覚でした。フランス在住の方にペインティングしてみたい場所に連れて行ってもらったり、本当に多くの方にお世話になりました。
その3:クラウドファンディングをした
今回の旅は3週間の予定であり、ピアニストの方もカメラマンの方もお連れしたかったので費用は高額になりました。最初は見積もりが甘く65万円くらいかな?と思っていたものが最低でも120万円くらい必要な計算になり、ヒヤヒヤする私。そもそも人からお金をいただくこと、しかも社会貢献文脈ではなく、自分のやりたいことに対してファンディングすると言うのはとてもザワザワするものでありました。3日で100%を突破し、最終的には252%の達成率となりました。今までお世話になっていた方がさらに応援してくださったり、自分の遥かに予想を超える結果になり…返すことのプレッシャーがとても大きいものだったことを覚えています笑
その4:活動の記録を冊子や映像にまとめて配信した
私は今回の滞在にて、アートブック(プロのカメラマンが撮影した写真)、Facebook、YouTube、Instagram、で活動を配信していました。この中でアートブックは特にその後の活動に影響を与えました。どこに行ってもこんな活動していたのです〜!というと見てもらえたり、「やっぱりデータではなくて、冊子を作っている人の気合いはすごい!」と喜んでもらえたことも。プロのカメラマンの方は凄まじく、とても綺麗な作品に仕上がりました。
私が話をする内容を、友人に聞いてもらって記載するという方法で写真と文章の大作を作成していただきました。感謝…
Facebookでは毎日ストーリーズを更新、気が向いたらライブ配信をして現地の風をお届け。特にスーパーマーケットや日本には無くて現地では存在しているテクノロジーなどは日本の方にも楽しんでもらえたように思います。私目線で「なんだろう!?」みたいなものを好奇心のままに配信していました。
YouTubeでは毎回のライブペイントを動画にしてもらい、エネルギーを動画に詰め込みました。
ドキュメンタリーを作成してもらい(こちらはプレゼント的にいただきました。ありがとうございます。。。)
その5:現地のAirbnbでホームステイをした
現地ファミリーがAirbnbを出していたためそこで宿泊することができました。子供が2人、結婚ではなくパートナーという形で生活をされていました。費用もある程度抑えられますし、フランスの家族と一緒に過ごせることはとても楽しいものでした。料理の違い、仕事は何をしているのか、また私の展示を見にきてくれたりとても充実した3週間でした。もう一度会いにいきたい…
その6:自分ではあり得ない挑戦をした
さて、それはルイヴィトンのジャケットにペインティングをするというもの。応援してくださる方に購入いただき(!?)最終的にはペインティングしてお渡しするということで、パリのシャンゼリゼ通りのルイヴィトン本店にてジャケットを購入そのまま、サンルイ橋の上でライブペイントを行いました。これも購入してくださった方がいなければできなかったわけで、、、本当にたくさんの人がお力を貸してくれたのだなと。
この6ヶ月ほど前に、グッチがとても気になり服を一着買っていました。まさかルイヴィトンにペインティングしたいという思いはここでグッチを買っていなかったら現れなかったと思います。
その7:現地の人たちと一緒に活動すること
ライブペイントを橋の上でしているとそこにモデルになりたい!と言ってくれた美女が。彼女は職業としてもモデルをしており、今回のペインティングに協力してくれました。
私「どこまで色を塗っていい??」
彼女「全てよ!!!!!」
の返答に逆にドキドキしながら、ペインティングを開始。これが後の私の代名詞にもなる「ファッションペインティング」の始まりになりました。うしろはペインティングをされた近谷さん。
その8:蚤の市に言って新しい画材の探求をすること
ファッションペインティングをする前には蚤の市にて、資材を探しにいきました。そこで素敵な黒革のジャケットを近谷さんが手に入れ、それにライブペイントをしてパフォーマンスをすることに。それが多くの注目を引き、現地の方々が参加してくださることに。また、そこではイーゼル(キャンバスを置く木の板)も調達。なぜか最終日にはおいてあったところからなくなってしまったのですが、新しい発見がある現地の蚤の市にはぜひ参加してみてください。
やらなかったほうが良かったこともたくさんありました。
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