子どもからの質問に"答"えるのではなく、"応"える。
京都へ移住してから、毎日毎日空を眺めていた。
何かの暗喩ではなくて、本当に空を眺めていたのだ。
車で娘を幼稚園に送り迎えするとき。
外で散歩をしているとき。
公園にいるとき。
周りを大きな山で囲まれている分だけ、空が目立つのかもしれない。
ぼくは40歳にして、空の色が青一色ではないことを、はじめて体感したように思う。
矢萩:子どもからの質問に対して、対話になっていないことが多いんですよね。「なんで空は青いんですか?」と聞かれたら光学的に説明することもできるだろうけど、「夕