紙の新聞が恋しい 新聞のメリットについて考える
毎日日経新聞を読破するのが趣味です。
日経電子版のアプリ(スマホ)で見ているのですが、スマホで新聞を見ていると、必ずと言っていいほど息子(1歳)にスマホを強奪されます。読みたいけど読めないジレンマ・・
またスマホで新聞を読んでいると、もう少し息子が大きくなったら「ママっていつもスマホ見てるよね〜」と言われそうな予感がしています。
「違う違う、スマホのその先にある世界を見ているの!」
そんな心の声はきっと通じません。
そんな時に恋しくなったのが紙の新聞。紙であれば息子に強奪されることもなく、息子に誤解を与えることなく新聞を読むことができる・・それ以外にもメリットがいっぱい。
今とても紙の新聞が読みたい!今日はそんな紙の新聞に対する愛を綴ります。
紙の新聞の魅力① 全ジャンルの記事を効率的に読むことができる
アプリで新聞を読んでいると、次々と関連ニュースが表示されます。
興味のままにそのニュースを追っていると、気づくとものすごく時間が経っていた、なんてことありませんか。しかも時間をかけた割に読んだジャンルに偏りがあったり・・
紙の新聞だと掲載されている記事の量が有限なので、全体像が把握できます。またジャンルごとに記事が掲載されているので、全体像を把握し、時間を意識しながら、1面、総合面と読み進めれば、1時間でなんとか読み終えることができます。しかも経済、政治、ビジネスなどいろんなジャンルの記事が制覇できる。
とても効率的な読み方だと思うのです。
ちなみに日経新聞は朝刊だけで20万文字あり一般的な書物2冊分に相当するので、さすがに隅まで満遍なく読み切ることはできませんが、自分の興味のある分野、そうでない分野に濃淡つけて読めば、さっと1時間で読み切ることができます。
紙の新聞の魅力② 時流を逃すことなく知識をアップデートすることができる
アプリやネットでニュースを見たときに、「あれこの記事ちょっと前の記事じゃん!」と驚いたことがある方もいるのでは。
リアルタイムに新しいニュースが更新されるアプリやネットニュースと比べ、紙の新聞だと朝刊・夕刊と「その時点」でのニュースがまとめられてます。
ですので、時流を逃すことなく、知識をアップデートすることができます。
時々人と話をしていると、いつの時の話?となる時があります。ネットニュースだけをリソース元にしてしまうと、この「時流をつかむ」ということが少し難しくなってしまうので、「新聞を読む」というのはやはりとても大切です。
紙の新聞の魅力③ 脳に入ってきやすいレイアウト・構成
紙の新聞だと、「主題」「副題」「図(グラフ)や写真」といったレイアウトが基本です。(主題以外が無い記事ももちろんありますが)
この構成が、視覚的にわかりやすいなぁといつも思うのです。
主題:本題・テーマ
副題:そのテーマに関する課題など
グラフ:記事内容の補足
時間がない時はこの3つだけを見て、記事内容を把握することもあります。
また、「一面」「総合面」「政治」「経済」「国際」「ビジネス」などに区切られた構成・順序なので、毎日読んでいるうちに、大体どこに何が書かれるか予測することができます。
脳が先に予測しているので、その予測が当たった時はその記事がすんなり入ってきて、効率よく内容を理解することができます。
例えば今であれば、「タリバン政権の記事が国際面に載っているだろう」と言う予測を立てページをめくります。当たっていれば上述した通り効率的に記事が読めるし、外れた場合は、それ以上に注目視された記事があるんだ、とより注目してみるようになります。
結果どちらにせよ脳が活性化した状態で記事を読むことができます。
おまけ 日経新聞は「紙面ビューアーアプリ」で読んでます
「紙の新聞」のメリットに私が気づいたのは、昨年の育休時のこと。
実家が紙の新聞を購読しているので、それを読んでいると今日の記事に書いたメリットを感じ、やっぱり紙面で読むのっていいなと気づいたのです。
それからは日経新聞を読むときも「日経新聞 紙面ビュアー」アプリを利用して読むようになりました。(それまでは日経電子版アプリを利用)
なので紙でなくても新聞は読めるし、今日の記事に書いたメリットを享受できるのですが、「息子にスマホを強奪される」「息子にスマホばっかり見ていると思われる」リスクは残ります。
やっぱり紙の新聞が恋しいなと思うけれども、少子高齢化で生産年齢人口が減る中で、紙の新聞(配達)はきっと無くなるんだろうなぁと思うと、逆光できない自分がいるのが正直なところ。(アプリだといつでもどこにでも新聞を持ち歩けるメリットもありますしね)
ただ、息子には新聞を読んで世の中と繋がっている私の背中を見て欲しい気もする・・
何か言い手はないかと考え出したところで息子がお昼寝から起きてきたので、今日のところはこの辺で終わります。
それではまた明日。
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