見出し画像

詩「最高の乗り物と住処」

乗り物と言えば車などを思うだろうか

住処と言えば家を思うだろうか

その場所に親しめば親しむほど

そこを離れることには勇気もいる

守るもの、維持するもの

様々な関係性のなかで私たちは生きている


だが、私の乗り物は車でもなんでもなく

私のこの身体だったのだ

そして私の住処とはやはり、

私のこの身体なのだ

私がどこにゆこうとも、そこからは離れることはない

この人生が終わる日まで

だから何も心配することはないし、なにも足かせにすることはない

魂が赴くままに、命が響き合うままに、

生きたらいいのだ

その地へ向かえばいいのだ

重たい荷物はいらない

私の魂には私の身体という最高の住処と乗り物が与えられている

生きている限り、この身体に感謝して大切にし、魂の冒険に繰り出し、夜はこの身体の中で休めばいいだけなのだ

画像1

どうしてこんなシンプルなことを今まで忘れていたんだろう

もうどこに行くこともこわくない




いいなと思ったら応援しよう!

冨永裕輔 Yusuke Tominaga
よろしければサポートをお願いします! コロナによりライブ中心の音楽活動は難しくなりました。 しかし変革のチャンスにして、レコーディング、撮影、配信機材を整えています。いただいたサポートを更なる向上と持続に活かし、ますます有意義であなたにお楽しみいただけるnote発信を続けます。