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一年ぶりに金木犀の香りが漂ってきた そうか もう10月になるのだ よく咲く時を間違うことなく …
ある朝 ジャガイモの芽が 土を押し上げて 顔を出していた ぼくにはそれがまるで 緑色の小さな…
ぼくが子どもの頃から知っている木 ぼくの子どもの頃から知っている木 子どもの頃はなんとも…
朝目覚めて カーテンを開ける 私を育んだ街並みが 眼前に広がっている まだ朝靄のなか 街はゆ…
目の前のことに追われて やらなくてはならないことが終わらなくて 先のことがこわくなる おっ…
植えた種から 芽が出るかなって 不安になったりもするけれど 人生のすべてのことがそうなんだ…
私がもう少し若い頃は 私の知らない世界まで 行かなくてはならないと思っていた 私を知らない人にまで 届けなくてはならないと思っていた そうやって 私の世界は広がった 私を知らなかった誰かと 出会うことができた しかしその間 私は 私ではない誰かになろうとして ここではないどこかへ行こうとしていた これからは 私の知っている世界で 私を知っている人たちと 大切に 生きていきたい 実は そのことが 私を 私たちを まだ見ぬ素敵な未来へ 連れて行ってくれることを 知ったのだ
私の声は 私のものだが 私の歌声は 私のものではない 私が歌う時 その歌声は 心の奥深く…