障害児の”寝ない”は環境要因+内部的要因
只今早朝5時・・・💦
私も順調におじいちゃん化してますね、目が覚めちゃいました。
ベットでゴロゴロしつつスマホいじっててもよかったんだけど、この時間を有効に使わなきゃってってことで、起き抜け記事書きます( ´艸`)
こんなきっかけで書き始めた記事なので、今回はす子どもの睡眠について書きたいと思います。
おっと、お湯が沸いたので先ずはコーヒー淹れてきます☕
コーヒーの淹れ方も、あれなんでしょ豆を蒸らすとか・・・コーヒードーム作るとか・・・、どうせ淹れるなら美味しく作りたいですね。
で、話を戻します。
睡眠障害の実情
定形のお子さんであれば、夜遅くまでyoutubeを見てとか、ゲームが終わらないとかの原因が明らかな夜型での悩みを持たれている方もいるとは思います。
しかし、原因が明らかなので改善の方法は明確な場合は多いかもしれませんが、障害を持っている子どもたちは重度の方になると「睡眠障害」という診断名がついているのもそんなに珍しいことではありません。
睡眠障害の厄介なのは、保護者が疲弊感がかなり強いことです。
私の知っている睡眠障害の子どもたちは、知的にも重度の子どもが多く夜中に起きているからといって放っておけない場合が多く結果、母親が夜通し起きている状態になります。
飲んではいけない洗剤系を飲んで救急車・・・ってケースも昔担任をしていた子どもがいました。
本当に怖い。
これまた、私の知っている睡眠障害の子どもは寝ていなくても元気なんですよね・・・これがまた、保護者の心労につながります。
正直「睡眠障害」と診断名迄ついたお子さんに対して、私がどうのできるレベルではないので、お医者さんと連携しながらって感じで進めています。
睡眠がうまくとれないケース
環境要因
睡眠障害までいかなくても夜中まで寝てくれないってお子さんも少なくありません(夜中の1:00とか2:00)
はたまた、昼夜逆転のパターンもあります。
その原因は一概には言えませんが大きく分けて二種類あります。
環境的要因と子どもの内部的問題。
保護者から睡眠について相談を受けた時にまず行うのは、生活のアセスメントです。
朝起きる時間~寝るまでをタイムラインをおこして保護者と一緒に生活の見直しをしていきます。
軽微な場合はほぼ、このタイムラインをおこすことでその家庭での生活習慣を見直すことになり、保護者自身で自分の生活を見直すことが出来て子どもの睡眠も通常になることが多いです。
ようは、保護者が子ども生まれても以前の生活習慣が抜けず夜型の生活をしている場合で感覚が過敏系の子どもはそこに引っ張られるというパターン。
しかし、一定の年齢で一度リズムができるとある程度は”生活リズム”がつくので、23:00ごろまでには寝るようになることが多いかな。
厳密には分かりませんが、8-9時間寝ていれば日中活動に影響がある子どもはあまりいませんでした。
それから、0:00に寝て9:00過ぎ迄ねるので朝遅れて登園しますなんて子どももいます。
そして、よく聞く保護者のコメントが「がかわいそうなので」って話。
イベントなど大人の理由であれば、それも有りなのです。
しかし、子どもがそのリズムになっているのならば改善するために朝を強制的に起こすことが必要!
早く寝かすっていうのは、至難の業ですが起こすのであればまだどうになりますからね。
内部的要因
環境要因ならば、大人の責任が大半なので見直しも簡単なのですが子どもの内部的な問題ならばちょっと時間がかかります。
内部的問題であっても環境からの影響をうけるので基本、暗くするとか寝る前にぬるめのお風呂に入りその流れで、布団に入るとか一般的な部分も必要です。
でも、もう一つ理解をして欲しいのが”睡眠力”です。
実は、寝るのも力が必要なのです。
力といってもホルモンなんですけどね。
この力は年齢と共に弱くなるから私のような、素敵な年齢を重ねていくと早朝に目が覚めてしまうんですよね(生き証人)
疲れていないから寝ないっていう簡単な方程式ではないってことです。
ではどうすれば良いのか?
朝起きて、朝ごはんを食べて、しっかり遊んで、頭も使って、昼ご飯を食べて、おやつ食べて、夕ご飯食べて、お風呂に入って、トイレに行って、暗くして寝る環境を作る
結果ですよ、いろいろな発達の凸凹があり敏感さがあるから眠りに入りにくいとか逆に鈍感さがあるから刺激の入力が足りずソワソワするっていうのも原因だったりします。
医者ではないのでホルモンが・・・っていう話は厳密にはできませんが、やはり身体も心も成長することがよい睡眠につながることは、間違いありません。
寝ることが出来る、身体つくりも必要なのです。
人間の体って複雑にできているので、いろいろなものが影響し合っています。
ですので、身体を作るための幼児期です。
身体を作るという意味をしっかり療育者は捉えて、とても難しい当たり前の生活を日々支援することがとても大切なんだと思います。