ダイエットこそが最高の適応障害への療法かもしれない
前回、人事の僕が”適応障害”と診断された話を書きました。(適応障害になった話は→)https://note.com/tombokuuun/n/n8598293aaee3
8月初旬に適応障害と診断され、今では、復職とまではいかずともかなり良好になってきてます。この間8月、9月、10月、11月とあったわけですが、実際に良くなってきた実感が湧いたのは、10月になってからでした。
実は9月後半頃からダイエットを始めたわけであります。そして、一つの気づきが生まれました。
ダイエットで体重が落ちていき、理想の体型に近づくのに比例するように心の重みが消えてきた気がしたのです。療養中だったから猶更かもしれません。
もしかしたら、今まさに適応障害療養中の方や、その周りの方の参考になればと思い、今回は、僕がしてきたダイエットと僕が考えるダイエットと心の関係についてを書きたいと思います。
初めに
ストレスを抱えた人は、極端に食事量が減ってしまい拒食症気味になるか、あるいは逆にストレスを紛らわせる為に過食し、太る人もいると思う。僕はまさに後者で、この1年でも5キロ以上は体重が増えていたのだ。
しかし、僕が今回言いたいのは「体重が減れば、心が豊かになる」ということでは全くない。重要なのは
だと思う。それ故に、拒食症の人にも関係した話と考える。
”ダイエット”とは『食事や運動によって、理想の健康体にしていくこと』であって、瘦せることだけがダイエットではないことを初めに強調しておきたい。
理想の健康体は体重で考えてはいけない
人によって「マッチョ」になりたい人や「もう少しふっくら気味」になりたい人、「ガリ気味」になりたい人など様々で、適正な体重なんてものは存在しない。BMIとか色々あると思うけど、一旦そこまでは考える必要はない。
と僕は思う。(実体験)
勿論、体重が減ることに対して”喜び”は生まれる。
一方、問題は停滞した時だ。正直言って、めちゃくちゃ悲しい。
(昨日あんなにウォーキングしたのに・・・)
(あの時、間食せずに頑張ったのに・・・)
ただでさえ、こちとら適応障害療養中なのに新たな不安や悲しみを増やす必要は全くない。体重計は毎日乗らなくていい。体重計に乗っていいのは「確実に前回測った時より痩せている可能性があるときだけ」でいい。
ちなみに僕の場合は、ただひたすらに”わき腹についている浮き輪(ぜい肉)の影”が消すことを理想の体と信じ、励んだ。
僕のおすすめダイエット
実際に僕がやっているのは3つ。
この3つを参考に、食事を牛尾先生の美瘦せスープを主とし、空いた時間でElly先生のストレッチ動画を観ながら体を動かし、オリラジあっちゃんの健康に関するエクストリーム授業を通して、糖質の怖さを脳に焼き付け、無駄な間食をしないように心掛ける、以上のことで2か月で85キロあった体重が76キロになっていた。(勿論、体重は重要ではないけども…)
※牛尾先生の本についてはAmzonリンク貼ります。(特にアフェリエイトとかではないです。)
燃える!美やせスープ-鍋に入れてほぼ10分
ちなみに”美痩せスープ”とは糖質やカロリーを抑えたうえで、タンパク質が良くとれるスープのこと。似たような本は他にも色々あったけど、牛尾先生の本が最も美味しそう、かつ、作るのが簡単と思い選んだ。そして、そのレシピを実行し効果を実感したからこそ、自信をもってお勧めしたしたい。
ダイエット中でない人にとってもめっちゃ美味しいので、家族と同居してたとしても美味しい汁物の一品になる。普通、ダイエット食は味気ないものが多く、ダイエットによって周りに迷惑を掛けてしまうこともあると思うが、これはその不安が全くなく、もはや家族も嬉しがるだろう。
”Ellyのボディメイクチャンネル”もほぼ毎日見ている。
何よりもElly先生がめちゃくちゃ元気を与えてくれる。その上で、自身の太っていた過去やネガティブ要素も含めぶっちゃけてくれる内容で、元気の押し付けじゃないのが滅茶苦茶いい。僕の妻も大絶賛している。
ちなみに僕はダイエット中に腹筋やスクワットやジム通いなどの過度な運動は全くしていない。ウォーキングという名の街ブラ散歩とElly先生のストレッチ動画のみだ。
3つ目については、ご存じの方も多いオリラジあっちゃんのYoutube大学。
正直、牛尾先生の本とElly先生の動画だけでも健康知識はめちゃくちゃ蓄えられる。だけど、やはりオリラジあっちゃんの話術は凄い。
無意識にとっていた今までの間食を「食べたらあかん…」と物凄く思わせてくれる。勿論、間食が絶対にダメなわけではないし、一歩間違えれば”あっちゃん信者”扱いされ周りから煙たがられるかもしれない。
でも、ダイエット中くらいそれくらい信じ込むのも非常に大事だと僕は思う。
ダイエットと心の関係
ではなぜ、ここまでの方法が心に効くのか。
ポイントは3つあると思う。
①毎日の目標が出来る&変化が見える。
適応障害療養中は仕事をしていない分、日々の達成感というものが少な い。とはいえ、仕事のことを考えたくもないわけで、そんな中でダイエットは手軽に簡単に始められ、その効果・達成感は1週間もあれば十分に出てくる。察するに適応障害となった人の多くは”色んな人に期待されてきた”人が多いのではないか。また、”その期待に応えたい”人が多く、適応障害となるまでは、目標の達成感だけがある意味で唯一の薬だったのではないか。少なくとも僕はそうで、療養開始の序盤はとにかく毎日が「ただただ毎日休んでいるだけで自分何してるんだろう…」と生産性のない毎日に対して自責の念に囚われていた。※勿論、序盤はとにかく脳を休ませる=睡眠が大事なので序盤から本ダイエットを勧めるわけではありません。
②”選択する”機会を減らせる。
あっちゃんの動画の受け売りだが、「”何かを選択する”は1日10回が限度。なので毎日の”選択する事項”を減らすことが心にとっても良い」ということだ。(余談:スティーブ・ジョブズが”青タートルにデニム”スタイルで毎日同じ格好をしていたというのはこれが理由らしい。)
ダイエット期間は食べるものがはっきりしているし、また、食べちゃいけないものもはっきりしているので毎回選択する余地は限りなく少ない。更に、僕は週初めに一週間分考えてスーパーに買い出しに行っていた。そうすることで毎日、「何を作ろうか」などと余計な選択をする必要もない。
単純なことだが、僕にとってはかなりこれは効果的だった。
③セロトニンの分泌が増える。
急に専門用語を出して申し訳ない。セロトニンとは体内で生成される精神安定剤だと思っていただきたい。別名:幸せホルモン。そしてこの精神安定剤セロトニンの90%以上は”腸”から作られるらしい。
と思ったので、初めて聞いたときは目からうろこだった。
腸内環境を良くすること=心を豊かにする、ということが実はすでに科学的に発見されているのだ。
僕は、それをダイエットと心の関係と言い換えたが、まさに美痩せスープはキムチや納豆などの発酵食品やキノコ類などの美腸に働きかける食材を多く用いており、ダイエット前に比べて明らかに腸内環境がよくなっているはずだ。また、日頃のElly先生のストレッチの中に”腸揉み”もある。僕は知らず知らずのうちに、ダイエットによってセロトニンの分泌量を日々増やしていたのである。
まずは書籍を手に取ることから
ここまで記載した内容は全て僕の経験に基づくものです。
決して専門的なものではなく、それ故、「それはちがうよー」という意見があるかもしれません。ただ、経験者の言葉でもあることは間違いないので、興味があったら是非まずは牛尾先生の本から手に取ることをお勧めしたいです。
Youtubeチャンネルは人によっては、「暑苦しい…」という負の感情が生まれるかもしれない(Elly先生、あっちゃん…すみません。)のでそれぞれの療養レベルに合わせて進めていただけたら幸いです。
ではまた。