コーヒーが冷めないうちに この嘘がばれないうちに 思い出が消えないうちに 川口俊和 読書感想
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#コーヒーが冷めないうちに #この嘘がばれないうちに#思い出が消えないうちに#川口俊和
4冊目も出ていますが、まだ3冊目まで!!
1日1冊、3日間で3冊読破!!!
とーにーかく、死に対しての向き合い方を考え直すきっかけとなる本だな、と3冊を読んで感じました!!
1冊目(コーヒーが冷めないうちに)は言えなかった後悔、
2冊目(この嘘がばれないうちに)は愛情、
が強く感じられました。
(私見ですが)
3冊目まで読んで、3冊目まで読んでよかったー!と心から思いました。
1.2冊目までは見えてこなかった、
この本の一番のメッセージが分かった気がします。
1.2冊目までも、もちろん感動したし、テーマもメッセージもあって泣けました。
ただ、なんだろう、あと一歩もう少し欲しいな〜と思ってしまっていたのは事実。
3冊目を読んで、
著者が一体何を一番に書きたかったのかが、はっきりと明確に伝わってきて、とても清々しい読後感を味わえました。
2冊目に気づいた点ではあるけど、
なんとなく、わたしが感じただけかなー、って思っていたけど、
あ、本当に、ここを伝えたかったんだ!
と。
『親しい人の死を受け入れられない』
っていう人物が2.3冊目には沢山出てきて、1冊目とはちがって、
『死を受け入れるには?』
ということを丁寧に書きたかったのだろうな、と推察しました。
1.2.3冊目と、少しずつギアを上げて加速していく感じ。で、3冊目にどーーーん!と言いたいことがまとまった。
3冊、という長さが必要だったな、と。
1冊だけでは、人間は、『死』を受け入れられない。
ちょっとずつ、
自分の中に理解を積んで、
そのうえで、3冊目にちゃんと受け入れられるようになっているんだろうな、と思いました。
乾いた砂漠にちょどずーーつ水が含まれて、少し潤っていく感覚。
『現実は変えられないけど心なら変えられる』。
本を読み終わったあとに、
川口俊和さんのインタビューをネットで読みました。
川口俊和さん本人が、小学生の頃に父親を亡くされていて、その時に実際に『死』に関して気づいたことが、この本を作っているのだろうなと感じました。
私も、数年前に近しい人の死を経験したときに、どうしても消化しきれない気持ちがあって、でも、時間をかけながら、この川口さんと同じ考えに行きつきいていました。
だから、共感、という言葉では表せられない感動?衝撃?がありました。
死んでしまったことを悲しむ、
というのはもちろん間違っていないし、
必要な過程だけど、
それと同時に、生きていたそれまでの時間に感謝しようら大切にしよう、と。
そして、いま、自分が不幸なら、
その人は悲しむ、自分が幸せになることがその人の幸せになる、のだとわたしは思います。
(ムズカシイネ、、、)
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