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現実の世界を変えたいならば、見えない世界を変える必要があるのですが、その前にやることがある。
ということで、今日は現実社会と妄想世界を行ったり来たりするお話。
『思考が現実化する』という言葉はそろそろ世間の”常識”になってきた
でしょうか?
あるいは『引き寄せの法則』など。
そうした、一見、非現実的で妄想世界に思えるような出来事は、5000年以上も昔から、ヨーガ行者さんたちが実証してきているので、興味がある方は、こうした本をどうぞお読みください。
さて、今日、私がお伝えしたいのは、世の中の大半の人が、『思考派』なのか、『行動派』なのか、どちらか一択で生きているなぁということです。
ヨーガをやっていても、それはすごく感じます。
身体訓練のみで終わる人たち。
はたまた、身体を動かさずに、いきなり瞑想とか、精神訓練から始める人たち。
これね、人間には両方備わっているので、全部自分で動かしながら知覚していくと、上手く扱えるようになっていきます♪肉体も、精神も。
どちか、ではなくて、どっちも!!!!大切なんです。
そして、思考は現実に影響を及ぼすのですが、そもそも、その思考って自分の過去の経験から出てくることが多くて、その思考の癖を繰り返しているから、現実が変わらないのですよね。
何か上手くいかないことがあった時に、自分のこれまでのやり方を全部試してもダメなら、違う行動をしないと変わらないのに、
思考は現実化する
と思って、沢山の理想をイメージしても、もう、そのイメージした世界がそもそも違う可能性が高い・・・^^;
だから、
今までと違う行動をする⇒これまでと違う現実が現れる⇒違う思考が生まれる⇒現実が変わる・・・・
というサイクルなんです。
これは、ヨーガの実践方法と全く同じ。
まず、
①自分の生活習慣や言動に気を付けて生きてみる。
いかに自分が無意識で色々な行動や言動をしていたかに気付く。
②アーサナ(体操)
→自分の身体って、こんなに硬いの!?とか、いつもこんなところ使っていない!とかに気付く。後半の瞑想の為に、じっと座っていられるだけの筋力を養う。
③プラーナーヤーマ(呼吸法)
→呼吸って意識するとこんなに苦しいの!?と気付く。無意識を意識化する練習。
と、大体ここまでが現実的、実体のある世界。意識的に動かせる部分。
そして、これより先、確かに存在はするけど、目には見えない世界に入ります。
④プラティヤハーラ(制感法)
→自分の感覚器官が絶えず外の情報をキャッチしていることに気付き、それを内に向ける練習。外側の出来事に反応しない練習。結構むずかしい。何故ならこんな練習、してきていないから。
⑤ダーラナー(凝念)
→特定の対象物に意識を集中させる練習。初めはもって、1分。そのうち、色んな思考が邪魔をし始めてくる。
⑥ディヤーナ(静慮・禅那)※禅那・禅の語源
→ある対象物に対する想念。真実を見極める瞑想。自分の偏見を外して物事を見ていく練習。
⑦サマーディ(三昧)
→解脱と言われますが、ディヤーナの状態が深まると訪れる、完全なる静けさの状態。
自分が作り出していた仮想現実から抜け出せて、『あぁ、そういう事!?』と腑に落ちる瞬間。
こうして、目に見えない世界の出来事が変わることで現実が変わっていきます。
が、取り掛かるのは現実社会からです。
最近、マインドフルネス瞑想などが流行っていますが、何の苦労もなくできる人ももちろんいますが、じっとしているのが苦手な方は、身体を整えたり、感覚器官を制御する練習をする必要があると思いますよ~
ということで、方法は自分に合っていればなんでも良いと思いますが、私的には5000年も実証が繰り返されている、ヨーガをお勧めします。
なにせ、実証年月が違うし、本当に研究され尽くされています。
創始者もいない。
聖者の偉業を讃えることはあっても、特定の誰かを崇拝して、
宗教化することが無かったところも、ヨーガが宇宙の真理を伝えているからだと思っています。
今日は、
思考を変える前に、まずは行動を!
というお話でした。では、また~