[暮らしっ句]ソーダー水2[俳句鑑賞]
[シニア編]にするつもりでしたが、いきなりやると、
いかにもシニアなので、前回に引き続き、若い恋人たちの世界から
あの人は きつと来るはづ ソーダ水 赤羽正行
待ち人が現れたのか、現れなかったのか? この句ではそれは未来のことであり、どうなるかがわからない……そこがおもしろい。
ソーダーの気泡が時を刻んでいるのに、実は時間が止まっている。まさに言語表現の妙! そしてそれは作者の心の動きでもある。
特別な思い出は、過ぎて行かずに永遠に息づいていると。この note