戸鞠ともる

戸鞠ともると申します。学生。本、音楽、創作……。 好きなものを大切に。

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はじめましてのあいさつ

  あいさつ みなさん、はじめまして。戸鞠ともると申します。  自分の好きなものや、この世界への想いをみなさんに共有できたらと思い、noteを開設しました。  ブログを書くのは初めてなので、つたない文章だと思いますが、僕のnoteを読んでくださる方の、少しでも心穏やかな時間を創れたらと思います。 趣味  僕は基本、ひとりで過ごすことが好きです。なので、自然と趣味はひとりで完結するものが多くなります。    まず一つ目は読書。これまで読んだ本の読書記録をつけていく予

    • 2年ぶりに友人と会った話

       高校1年生、はじめての一人旅。  離れた場所に住んでいる友人に、会いに行きました。目的地は、東京。  楽しかったこと、大切な友人と再会して思ったことを忘れないための旅の備忘録です。お付き合いください。  朝5時半起床でした。高速バスの乗車券を忘れたとか、お金を忘れたとか、寝坊したとか、あらゆる起こりうるミスを夢に見てうなされましたが、全部杞憂に終わりました。  初めてひとりで高速バスを使って、複雑すぎる電車を乗り継いで。無事に到着。迷子にならなかった自分を褒めたい。  

      • もう一度はじめましてを

         実生活で勉強や部活に忙殺され、更新の余裕はなく。気づけばnoteを訪れたのは半年ぶりです。新生活が始まるということで、また何か更新できたらなと思い、今こうして文字を綴っています。と言ってもこの記事を見てくださっている方のほとんどは、僕とはじめましてだと思うので、もう一度自己紹介をさせてください。最初の自己紹介はこちらから。  上の記事は僕自身について触れてないことが多く、結局戸鞠ともるって何者なのかよくわからない記事になっています。本当につたない文章……多少なりとも、文章

        • 金木犀の香りに触れて

           昔住んでいた家の近くに、金木犀が植えられている家がありました。その家の前を通って学校へ行っていたので、秋になると香りがあたりいっぱいに広がっていました。僕はその香りを秋だなあ、と感じます。 行き帰りに、その香りを胸いっぱいに吸うのが、密かな楽しみでもありました。 寄り集まっている小さくてかわいらしいはちみつ色の花たち。甘くて惹きつけられるような魅力的な香り。 僕は「好きな花は?」と聞かれたら、即答で金木犀(とネモフィラ)と答えるほどに、金木犀が好きです。 ところが悲しい

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        はじめましてのあいさつ

          笑うこえ【小説】

          「しーっ……!」  ドアをそろり、と開ける。顔を出した同室の子に続いて、ひょっこりと私たちも彼女の頭の上から廊下を覗く。よし、誰もいない。  くすくす。小さな笑い声が、紅い柔らかなカーペットに吸い込まれていく。  中学校の修学旅行2日目の、夜11時30分。  私たちはひそひそと話しながら廊下を歩く。 「ほんとに怒られない? 先生、消灯時間のことあんなにがみがみ言ってたじゃん。バレたらやばいよ?」 「大丈夫、大丈夫。見つからなければね……」  先生たちを起こさないように、忍

          笑うこえ【小説】

          眠れぬ夜を過ごす人へ勧めたい、「よひつじの森」

          はじめに 夜、なかなか寝付けない。 だめだとわかっていても、スマホをいじってしまう。 そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。 僕もそのうちのひとりです。 もともと眠りに落ちるのに時間がかかり、眠りもそこまで深くないせいもあります。それから、いろいろな悩みを考えてしまうのもよくないのだと思います。何時間も寝付けずにベットの上で過ごす日々が多くあります。 そのせいで寝不足になり、次の日の朝がしんどい。 今は落ち着いていますが、そんな様子が続くときがありま

          眠れぬ夜を過ごす人へ勧めたい、「よひつじの森」

          「魔女たちは眠りを守る」/村山早紀【読書記録】

          この本の主人公は、小さな魔女、ナナセ。 ナナセは、旅をしながらひとびと(人ならざるものも)を見守っています。 旅の途中、かつても訪れたことのある、風早の街という場所へ再び足を運んだところから、物語は始まります。 この本は、僕の大好きな本の一つです。 この本を初めて読んだのは、3年前、ちょうどコロナのパンデミックが始まった頃。 学校に行くことも外出することもできず、家で1日を過ごす日々。 そんな時、市立図書館が電子図書館を始めました。 そこでたまたま見つけたのが、この「魔女

          「魔女たちは眠りを守る」/村山早紀【読書記録】

          Nostalgie【詩】

          はじめに この、詩と呼んでいいのかわからない文章は、僕の独白で、手紙のようなものです。僕が今までで最も長い時間を過ごしたあの場所に暮らす、とある友人たちへの想いの丈を勝手につづりました。もちろん、かれらがこれを見ることなどないと思うので、届くはずもありませんし、かれらに送るつもりもありません。 ____________________________________ 元気にしていますか こちらの暮らしには、もう慣れたよ 奇跡のように恵まれた繋がりを得て、優しいひとびと

          Nostalgie【詩】

          僕が個人的に聴いてほしい、10のリトグリ曲

          圧倒的な歌唱力。 美しいハーモニー。 勇気をもらえる曲の数々。 そんな魅力をもった彼女たちに巡り会えたのは、人生の中で最も幸運な出来事の一つだと思います。 僕はLittle Glee Monsterが大好きなのです。本当にもう、とても。 Little Glee Monsterは、去年新体制で再スタートした、6人組の女性ボーカルグループです。代表曲は「世界はあなたに笑いかけている」。この曲を聴いたことがあるひとや、グループ名を耳にしたことのあるひとは多いかと思います。

          僕が個人的に聴いてほしい、10のリトグリ曲

          お風呂屋さんに行ってきた。

          こんばんは。 暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 今日は、今週の水曜日のことを書いた、日記的な話です。 夕方、家族と家から車で20分ほどのお風呂屋さんに行ってきました。 夏だけれど、たまには外のお風呂屋さんで、のんびり湯船に浸かって汗を流すのもありかも、と思いました。 そのお風呂屋さんは、山の上にあります。曲りくねった山道を進んでいくと、そのお風呂屋さんがあります。 家から近く、料金が手頃なので行きやすいです。 手軽に行けるお風呂屋さんがあるって

          お風呂屋さんに行ってきた。

          夕立を眺めて。

           なんの前触れもなく、ふっと空が暗くなる。わずかに世界が色を失う。  風がざわめき、不安げにゆらめく。  地を裂くような雷鳴がとどろき、次の瞬間、文字通りバケツの水をひっくり返したように雨が降る。  あ、やばい。そう思っているうちに、もう雨足は弱くなっていく。そして、駆け足で雲はどこかへ去っていく。 その雨の名は、夕立。 __夕立の突然さに驚き、慌て、洗濯物を入れて窓を閉めます。 最近、そんな夕立に遭う日々が続いています。 夏ですね。  意外と、その短い時間が、僕

          夕立を眺めて。

          あめだま【詩】

          くしゃくしゃ、色とりどりの包み紙を開けたら、 きれいなあめだまが出てきたよ ころん、口に入れたらあまいあまい味がしたよ ころころ、今日はりんご味だ あめだまはしあわせのお菓子 そうおばあちゃんが言ってたよ たいようにかざすと、光ってるみたい、きれいだな まるくて、ビー玉みたいだね 透明で、宝石みたいだね きらきらで、お星さまみたいだね 甘くてまあるい、あめだまあげる 今日は何味かな 赤い花柄もようの袋の中に、たくさんつまってる くじびきみたいでわくわくするね 甘くて

          あめだま【詩】

          傘村トータさんに救われた話

          はじめに  みなさん、こんにちは。戸鞠です。  暑い日が続くので、どうか体調に気をつけてくださいね。  突然ですが、みなさんには、「辛いときに励ましてくれた曲」「勇気をもらった曲」などはありますか?  世界にはたくさんの曲があり、そのどれもが、誰かの心に灯っている歌であると思います。  今日は、僕を救ってくれた傘村トータさんの曲についてお話ししたいと思います。少し長くなるかもしれませんが、最後までお付き合いいただければと思います。 傘村トータさんについて  傘村さん

          傘村トータさんに救われた話