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2年ぶりに友人と会った話

 高校1年生、はじめての一人旅。
 離れた場所に住んでいる友人に、会いに行きました。目的地は、東京。

 楽しかったこと、大切な友人と再会して思ったことを忘れないための旅の備忘録です。お付き合いください。

 朝5時半起床でした。高速バスの乗車券を忘れたとか、お金を忘れたとか、寝坊したとか、あらゆる起こりうるミスを夢に見てうなされましたが、全部杞憂に終わりました。
 初めてひとりで高速バスを使って、複雑すぎる電車を乗り継いで。無事に到着。迷子にならなかった自分を褒めたい。
 結果的にトラブルといえるようなことは、道を間違えて少し遠回りしたとか、少し渋滞に巻き込まれたことくらい。自分が経験してしてきた旅行の中では、かなり良いほう。

 無事再会した友人は驚くほどに変わっていて、はじめは全く気づきませんでした。
 変わらないものはない、ですね。
 待ち合わせ場所で、なんかそれっぽいけど本人かどうか確信が持てないひとを二度見、いや三度見。
 僕も最後に会ったときからだいぶ印象が変わっていたと思うので、相手から見れば自分もそう思われていたかもしれない。おかげで少々間の抜けた再会になりました。
 
 僕たちが最初に訪れたのは東京ソラマチ。少し散策して、フードコートで軽く腹ごしらえ。
 本当は浅草で食べ歩きをする予定だったのですが、雨のためソラマチへと変更しました。

 でも午後になって天気が持ち直したので、浅草へ足を伸ばしてみることに。午前の悪天候はなんだったのかと思うほど良い天気になりました。東京あったかい。
 抹茶クレープと肉巻きおにぎりを食べただけでお腹いっぱいになりました。おいしかったけど、悔しい。

 歩き疲れたので、カラオケに行きました。ファミレスやカフェに入ってもよかったのですが、なにせお腹いっぱいでその気にはなれなかったので。
 お喋りしながらまったり歌いました。
 友人とは共通の趣味を持っています。絵とか、アニメ漫画、音楽とか。互いに好きな作品を共有しあえて楽しかったです。
 
 最初にも書きましたが、この日のことをnoteに書きたいと思ったのは、忘れたくない想いがあったからです。
 自分は臆病なので、友人に会いにいくことを少し怖がっていました。もし既に、友人が自分のことをどうでもよいと思っていたら?もし断りづらくて気乗りしない外出だったら?
 でも全然そんなことはなくて、誘ってくれて嬉しかったと、友人はとてもこの日を楽しみにしてくれていました。
 ひととの繋がりは、自分が思っている以上にもろくて、ふとした瞬間に切れてしまうかもしれない。ひとりでいいと強がっていても結局、一人で生きていくことはできない。
 この縁を大事にしていきたいなと思った1日でした。

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