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傘村トータさんに救われた話

はじめに


 みなさん、こんにちは。戸鞠です。
 暑い日が続くので、どうか体調に気をつけてくださいね。

 突然ですが、みなさんには、「辛いときに励ましてくれた曲」「勇気をもらった曲」などはありますか?
 世界にはたくさんの曲があり、そのどれもが、誰かの心に灯っている歌であると思います。

 今日は、僕を救ってくれた傘村トータさんの曲についてお話ししたいと思います。少し長くなるかもしれませんが、最後までお付き合いいただければと思います。


傘村トータさんについて

 傘村さんは、初音ミクやIAなどを使って曲を作るボカロPです。「生きること」などをテーマとして曲を書かれていて、ストレートな歌詞が多くのリスナーの心を掴んでいます。

 また、ピアノバラードの曲が多く、美しく繊細な伴奏や旋律が印象的です。
 代表曲は「贖罪」「あなたの夜が明けるまで」「オーダーメイド」など。


 さて、傘村さんの紹介が終わったところで、本題に入りたいと思います。

 傘村さんの曲と出会ったのは、一年十ヶ月ほど前。
 初めて聴いたのは、たまたまYouTubeのおすすめ欄に出てきた「大切な人たちへ」でした。

 僕は、そのやさしい歌詞と美しい旋律に心惹かれ、好きになりましたが、初めは、綺麗な曲たちだなあ、という印象を抱いただけでした。

 傘村さんの曲のコメント欄には、「傘村さんに救われた」「こんな自分でも生きてていいんだ」そんな言葉があふれていました。
 当時それを読んだ僕は、そんなおおげさな、と思っていました。音楽で人が救われるなんて、と。

 しかし、僕が傘村さんの曲に「救われた」と感じるようになったのは、それから半年後のことでした。
 そのときに、大きな出来事というか、分岐点みたいたものがありました。
 そのことについては、まだ言葉にできるほどの年月が経っていないので、まだ胸の内に秘めておきます。またいつか、お話できたらと思います。
 
 つらくてたまらないとき。
 死にたいほど苦しいとき。
 それを誰にも打ち明けられずに、涙をこらえた眠れない夜。

 こういった経験があるひとは多いと思います。

 そんな時に僕の心の支えになったのが、言うまでもなく、傘村さんの曲でした。

 つらいときは、がんばらなくてもいい。
 がんばれなくても、生きてていい。
 こんな僕でも、生きていい。
 
 ただ優しく見守ってくれて、ときにはそっと背中を押してくれる。
 傘村さんの曲は、つらくてしかたがなかった僕をこの世界に繋ぎ止めてくれました。

おわりに

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
 みなさんも、ぜひ傘村さんの曲を聴いてみてください。

 最後に、傘村さんへ。
 僕を救ってくれて、ありがとうございます。これからも、ひっそりと応援しています。どうか体調に気をつけて無理せず活動してほしいです。
 

 


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