同じ場所で、同じ時間を、ただ、いっしょに過ごす。
世界遺産の京都仁和寺でおでかけプロジェクトを開催しました!
こんにちは!
東京おでかけプロジェクトです。
10月8日、3連休の束の間の晴れ。
お寺に来れるなんて思わなかった!という難病や障害があるお子さん家族や、日々忙しなく過ごしている一般の方々約50人が、この日のために体調を整えて全国から参加してくださいました。
参加者全員でハンドスタンプを使ったワークショップも行い、どんな作品ができるかみんなドキドキ。
この日のために全国から集まってくれたボランティアスタッフは、15人。
看護師や保育士、病児を育てるお母さん、大学生ボランティア、プロのカメラマンや動画制作スタッフ、普通のサラリーマン。
親御さんを通訳者にしてお子さんと話さない。
同じ視線で、かがんでお話する。
とにかく一緒に同じ場所で同じ時間を過ごすことを楽しむ!
そんな想いを大切に、ワークショップ、現場の運営に臨みました。
そして、スペシャルゲストは、なんとあの大河ドラマ「平清盛」のタイトルを手掛けたり、情熱大陸、国連スピーチにも登場された
金澤翔子さんとお母様の泰子さん!
お母様の泰子さんにはトークイベントにご登壇いただき、「他の人と比較しないこと」「諦める力」
そんなお話を伺いました。
トークイベントがはじまると不思議な光が差し込んで、会場では泣き出す方もちらほらと。
みんな、自分はありのままの自分でいい、そのままでいい、そう言ってもらえたような気がしました。
トーク中はうとうとしだすお子さんたちも。
ワークショップを手伝って下さった金澤翔子さんも微笑みながら見守ってくれていました。
そしていよいよ見せ場!
金澤翔子さんの席上揮毫、書のパフォーマンスです!
今回お願いしたのは、「笑」と「楽」。
だって、どんな病気や障害があってもお子さんや家族には笑っていてほしい、みんなで楽しいことをしていたい。
そんな想いからこの2文字をお願いしました。
最後は、最も格式高い寝殿のお庭の前でみんなで記念撮影!
「みんなで同じ場所で、同じ時間を過ごす」
そんな想いを大切に、みんなでつくりあげた作品と一緒に写真を撮りました。
バリアフリーが整っていないお寺での開催でしたが、若い僧侶の皆さんも
「お寺は死んでからくるところじゃない。もっともっと僕らにもできることがある!」
そう力強く語って下さり、バギーでも拝観しやすいバリアフリー化の検討や、拝観時間の調整、HPの改修など、たくさんのアイディアを振り返りの会では出してくれました。
そして、参加してくださったご家族からは
「今度のイベントでは自分もボランティアをしたい!」
そう申し出て下さる方もいました。
どんな障害や病気があっても、誰もが行きたい時に行きたい場所へ行ける街になったらな〜
そのために必要なのは、バリアフリーの整った街や制度じゃなくて、街の人の目が変わっていくこと。
一人一人が少しだけ力とアイディアを出し合ってみること。
これからもみんなでもっとおでかけを自由にしていきたいな!
そんな想いを強くしたのでした。
最後に。駆けつけてくれた親友や恩師、日頃お世話になっている皆さん、ボランティア参加してくれた最強のプロジェクトチームの皆さん。
全国から本当にありがとうございました!
誰一人欠けても実現しない、同じ想いのもとに集った10月8日という一日でした。
ただ、一緒に同じ場所で同じ時を過ごす。
生きるって、それだけでいいんじゃないかな〜なんて思ったぽかぽか、うとうと、優しい陽射しに包まれた幸せな時間でした。
さいごに
今後も継続的に活動を運営するため、東京おでかけプロジェクトでは、年間を通して寄付を募集しております。
活動には会場利用料や、医師/看護師/ヘルパーと いった専門的なケアにあたってくれるスタッフ、 物品などの費用が必要です。
ご寄付いただける方は、いずれかの方法でぜひお願い致します。
◆振込み口座
三井住友銀行 中野支店 普通4994025
◆クレジットカード決済・グッズ購入による寄付
https://tokyoodekakeproject.stores.jp/
◆「WeWard」アプリで歩いて寄付する
※紹介コード「YUM+-iygPQ」をぜひご利用ください
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