1 はじめに ~研究者、専門家を目指したきっかけ~【事務局】 本日はよろしくお願いします。賀来先生と佐藤先生はもちろんご面識はおありだと思いますが、このような対談は初めてと伺っています。我々も非常に楽しみにしておりました。 はじめに、佐藤先生はウイルス学者、賀来先生は医師、感染症の専門家としてご活躍ですが、そもそもこの道を選ばれたきっかけなどはどのようなものだったのでしょうか。是非お聞かせいただきたいです。 【佐藤先生】 一番古い記憶として残っているのは、中学生の時
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 全3回にわたり、都民1万人アンケート調査の結果をお届けしています。結果報告の第1回では陽性経験やコロナの流行を振り返って、困ったこと・よかったことなどについて、第2回では現在の感染対策や今後も定着してほしいことについて述べました。 第3回では、今後のパンデミックへの考え・備えについて見てみましょう。 私たちは新型コロナのパンデミックを経験したわけですが、「今後もこのような大流行が発生すると思うかどうか」を尋ねました。下の図はそ
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 全3回にわたり、都民1万人アンケートの結果をお届けしています。第1回では陽性経験やコロナの流行を振り返って困ったこと、よかったことについて述べました。第2回では、現在の感染対策や今後も定着してほしいことについて見てみましょう。 まず、新型コロナは収束したと思うかについて尋ねた結果が以下の図です。これについては、「収束していない」が約45%です。「収束した」は10%です。下のグラフは、「収束していない」とする理由ですが、「まだ通
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 リスコミチームでは、都民のみなさまが新型コロナに対してどのような意識を持ち、どのように行動しているのか、その実態を把握するため、新型コロナへの対応等についての都民アンケート調査をこれまで実施してきました。 新型コロナの流行から4年が経過した時点で、都民のみなさんが新型コロナ、さらには将来の感染症流行についてどう思い、どう行動しているのかを今年2月に調査しました。 調査の概要は次の図のとおりです。調査対象は東京都在住の20代~7
保健医療局では、1月21日(日)に、都民向け講演会「ポストコロナ時代における安心して生活できる社会づくり」を東京国際フォーラムで開催しました。 講演会では、東京iCDCの賀来所長から感染症等をテーマに講演を行い、新型コロナとの闘いや感染症の歴史などを振り返りながら、今後必要な対策などを分かりやすく説明いただきました。また、トークセッションでは、フリーアナウンサーの永井美奈子さんをお迎えし、コロナ禍で演奏の機会がない音楽家のために、無観客クラシックライブ配信イベントを実施され
東京都では、都の感染症対策を支える専門医を養成することを目的として、 感染症医療・疫学の専門家を目指す医師を採用し、各分野で組織を牽引し、最前線で活躍する医師を育成する「東京都感染症医療支援ドクター事業」を実施しています。 研修内容により、以下の3コースを設けています。 ・感染症専門医コース ・感染症疫学専門家コース ・感染症コアリーダー養成集中コース 現在、令和6年度採用医師の募集を行っています。 詳細はこちら 感染症医療・疫学の専門家を目指す方は、ぜひご応募ください。
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 全4回にわたり、都内在住外国人アンケート調査の結果をお届けしています。結果報告の第1回では感染予防対策について、第2回では情報源や情報入手について、第3回では生活面での影響について述べました。 第4回では、東京都の新型コロナ対策への評価や行政に望むことについて見てみましょう。 まず下図は、実際にコロナに罹患した時にうけた行政支援に対する評価です。「ホテルでの宿泊療養」は約70%が、「自宅療養中の健康観察」は約55%が、また「自
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 全4回にわたり、都内在住外国人アンケート調査の結果をお届けしています。第1回では感染予防対策について、第2回では情報源や情報入手など情報関連の項目について述べました。第3回では、生活面での影響について見てみましょう。 今回のアンケートでは、新型コロナに関連して、偏見や差別を受けた経験があるかをたずねました。その結果が下の図になりますが、約3割の方が「ある」と回答しました。具体的には、「外国人は感染を広げていると悪者扱いされた」
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 全4回にわたり、在住外国人アンケート調査の結果をお届けしています。第1回では感染防止対策の実態について述べました。第2回では、新型コロナに関する情報源や情報関連の項目について見てみましょう。 まず、新型コロナに関する情報源についてたずねた結果が以下の図です。下の図には、比較のため、今年2月に実施した都民1万人アンケートの結果を並べて示しています。上の青い帯が在住外国人、下の黄色い帯が都民の回答割合です。全体的に、青と黄色では、
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 新型コロナウイルスの流行は、この3年半のあいだ、社会や生活に様々な影響を及ぼしてきました。そのなかで、東京都に暮らすひとびとが新型コロナに対してどのような意識を持ち、どのように行動しているのか、その実態を把握することの重要性から、リスコミチームでは、これまで都民の方を対象に、新型コロナへの対応等についてのアンケート調査を実施してきました。 そして、都内には58万人以上の外国籍の方が暮らしており、これは東京都の人口の4%強になりま
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 2回にわたり、都民の方の新型コロナウイルスのワクチンにについて、2月に実施した都民アンケートの結果をお届けしています。第1回では新型コロナのワクチンの接種状況やその理由について述べました。第2回では、「ワクチン接種会場を選ぶ際に重視すること」や「今後のワクチン接種の頻度」について紹介します。 「オミクロン株対応ワクチンの接種についての考え」について、質問したところ、下の図の回答結果となりました。 「すでに接種をした」、「なる
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 新型コロナウイルスワクチンについては、現在、特例臨時接種(自己負担なし)が、令和6年3月31日まで延長となっています。 都民のみなさんは新型コロナウイルスのワクチン接種について、どのように考えているのでしょうか。2月に実施した都民アンケートから、都民の方の新型コロナウイルスのワクチン接種に関する意識について、2回に分けて紹介します。 調査の概要については、すでにnote「第1回 流行から3年。感染防止対策、どうしていますか?
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 5月8日から、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「5類」に引き下げられました。 新型コロナウイルスの流行下では、新たな生活様式が広まりましたが、都民のみなさんは今後も続けていこうと考えているのでしょうか。 新型コロナウイルスの経験を踏まえ、都民の方が今後も定着してほしいと考えていることについて、2月に実施した都民アンケートの結果を紹介します。調査の概要については、すでにnote「第1回 流行から3年。感染防止対策、どうして
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 リスコミチームでは、新型コロナ流行から3年以上が経過した時点における都民のみなさんの意識や現状を知るため、2023年2月にアンケート調査を実施しました。その結果を6回にわたりお届けしました。 第1回 流行から3年。感染防止対策、どうしていますか? -都民アンケート結果から(1) 第2回 これからの感染防止対策、どうしますか? -都民アンケート結果から(2) 第3回 マスク着用のマイルール-都民アンケート結果から(3) 第4回
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 新型コロナの流行が始まって3年以上が経ちました。リスコミチームでは都民のみなさんがどのような感染防止対策を行っているか、また今後の感染防止対策についてどう考えているか等を把握するためにアンケート調査を実施し、これまで5回にわたってその結果をお伝えしてきました。 第1回 流行から3年。感染防止対策、どうしていますか? -都民アンケート結果から(1) 第2回 これからの感染防止対策、どうしますか? -都民アンケート結果から(2)
こんにちは。東京iCDCリスコミチームです。 全5回にわたり、都民アンケート調査の結果をお届けしています。結果報告の第1回では現在の感染防止対策の実態について、第2回では今後の感染防止対策に関する意識について、第3回ではマスク着用の考え方について、第4回では医療従事者に負担をかけないための思いについて述べました。 第5回では、都民の皆さんの新型コロナへの思いについて見てみましょう。 新型コロナと人類が出会って丸3年間が過ぎ、感染症法上の位置づけが「5類」に移行するにあたっ