いろんな方法でお酒をやめてみる【1】実験①アルコール錬金術
僕はお酒がやめられない
僕はアルコール依存症です。緊張したとき、初対面の人と会うとき、暇な時間ができたとき、嫌な事を思い出したとき、何かにイライラしているとき、感情を整理するとき…etc.お酒を飲みたくなります。そんなときは近所のスーパーに立ち寄り、お酒を買って、お店を出た瞬間に飲み始めます。恥ずかしさはもう感じないです。
数年前から精神科の先生、パートナー、家族からはやめるようにと言われています。最初は「勝手にさせろ」と反発していました。しかし、ここ最近は「やめたいな」という気持ちになってきました。
お酒をやめたいと思った理由
きっかけは休職して1年経ったころ(先々月くらい)、かなり生活は安定してきました。夜は寝て、朝起きてベッドから出る。1日三食食べる。外に出る。そうしているうちに復職を考えられるようになってきました。ただ復職を想像するとしんどい気持ちになってお酒を飲む生活をしていました。そのタイミングで精神科の先生から「負の感情を感じたときにお酒を飲むことは何の対処にもなっていないよ。やめないとだめだよ。今の状態はアルコール依存症だよ」と言われました。(正確ではないと思います。そういったニュアンスです。)僕自身、お酒を飲み続けていてはダメだ。減らそう。という気持ちはありましたが、”やめる”という選択肢はありませんでした。
先生からは「断酒会(AA)に参加してみては?」という提案をいただきました。
…ここまで書いてみて、書くのが面倒になってきたのでその後の経緯はまた気が向いたらメモしようと思います。
お酒をやめるのはむずかしい
お酒をやめるのはとてもむずかしいです。まわりにやめることを宣言したり、本を読んでアルコール依存症の理解を深めたり、飲酒日記を記録したりしました。難しいです。断酒ができた人はどうしたのだろう?という疑問がわきました。まさにそれを聞くために断酒会に参加した方がいいのかもしれないです。ただ僕は人前で自分のことを話すのが苦手です。行くのがとても億劫です。自分でいろいろなアイデアを試してみてみようと思いいたりました。できれば備忘録として、メモとして、noteに書き起こしてみようと思います。自分用に。(もしだれかの目に留まればと思うとモチベーションにもなるので。)
お酒を断つアイデア①【アルコール錬金術】
ひとつ目のアイデアです。まずは論理的に理性でやめられないか試してみたいと思います。お酒を飲んで得るもの・失うものを考えてみました。
◆得るもの・・・一時の快楽、感情の解放、睡眠導入
◆失うもの・・・健康、時間、金
もっとあると思います。が、今回は上記の内、”金”に焦点を当ててみました。 僕がお酒に溶かしているお金がどれくらいか試算しました(下図参照)。
僕は毎日缶チューハイロング缶を2本飲んでいます。日によってはそれ以上飲む日もあります。このまま飲み続けた場合、僕は10年後には約200万円使っていることになります…。車が買える金額でした。実際は缶チューハイ+飲み会なので飲み会代を足すと数割増しになると想定されます(笑)。10年後に自分が生きているかは不明ですが、10年後にお酒をやめて貯まったお金で車が買えたらうれしいなと思いました。趣味のキャンプがさらに楽しめそうです。もし、断酒ができず、減酒をした場合でもかなりお金が貯まります。
減酒①:ロング缶2本/日 → 1本/日 ☞ 10年後100万貯まる
減酒②:ロング缶2本/日 → ショート缶1本/日 ☞ 10年後120万貯まる
(こう見ると減酒でもいいような気持ちになってしまいました…。)
とにかく減らすor飲まないことでかなりお金が浮くことが具体的にイメージできました。これを僕は「アルコール錬金術」と名付けることにしました。
数日間、このアルコール錬金術で減らすor飲まないことにチャレンジしてみたいと思います。減らせそうだけど、断酒は難しそうな印象です。
今後、お酒を断つアイデア②、③…と追加して、複数の術を掛け合わせて断酒を達成することを目標にしようと考えています。ではまたアイデア②で。