特許が漫画だったら良いのになぁ、、
前回の記事で、「パテハラ」と称して特許が読み辛い話をしましたが、
特許の書類は、言い方は悪いですが、「だらだらと長い文章」と、「文章の記載箇所から隔離された末尾に図が配置されているレイアウト問題」が、読み辛さが特許というものの「うざさ」を助長していると思います。
もし、特許の書類が自由な形式が許されるのであれば、私は
「特許を漫画にしたい」
ですね!
特許の説明が漫画になれば、発明の図と文章が隣り合って、説明がされ、右脳・左脳両方に直ぐ刻まれます。
何より、我々、日本人は、漫画と共に育ってきたと言っても過言ではありません。
小学生の頃、歴史や偉人を学ぶ漫画を学校の図書館で読んだことはないでしょうか?
私は、あの小学校の図書館に合法的に設置された漫画が好きでしたね!
今では、図書館では、ワンピース、鬼滅の刃、呪術廻戦のような圧倒的メジャーな漫画は置かれるようになったのかもしれませんが、昔の小学校の図書館では露骨なジャンプなどの漫画は禁じられていました。
昔でも、学習目的の漫画は、漫画だけど漫画ではないというOK枠でした!
歴史の教科書を読むのは苦痛でしたが、歴史漫画は凄く面白く、歴史マニアになりましたね!
特許庁は、特許出願件数を増やしたいとか、特許の啓蒙活動をしますが、一番効果的なのは、特許出願書類を漫画の形式で提出してください、としたら盛り上がる気がします!
私は、結構、本気でそう思いますね。漫画の市民権の拡大はすさまじく、最近の映画の興行収入は、原作が漫画のアニメ映画が日本では上位を独占するようになりました。
それは、やはり、「理解のし易さ」なんだと思います。どんなに高尚な学問も文学も市民に広く伝わらないと、価値が如何ほどなんでしょう。
「特許」は、原点に立ち返ると、その意義は「産業の発達」に寄与することなんですよね。
これは、最初の自己紹介の記事にも書いたように、誰かに影響を与えてこそ特許です。
特許を漫画にすることで、誰もが読みたくなるものにすれば、自然とその特許を利用した技術を作りたくなるでしょう。
そんな、「特許を漫画で変える」時代がくることをソウゾウしてこの記事の締めくくりとします!