私は、「努力は必ず報われる」という言葉が嫌いだった。
「努力は必ず報われる」
私は、この言葉が嫌いだ。
なぜかって、
必ず努力が報われるわけではないからだ。
私は、高校受験でも、大学受験でも、
浪人した時も、その言葉をずっと信じて努力してきた。
なのに、報われることはなかった。
そんなことで?と思われるかもしれないが、
あの時の私には、裏切られたような
苦しみを感じたのを覚えている。
でも、たまたまこんな文章を見た。
報われない頑張りをする人って、真面目なんですよね。
それを楽しむことを禁じているような頑張りをするので、
辛いことは辛いままでやり続け、
本当は楽しいことでさえもそれを辛いことに変換してから行動に移すような
悪癖があるんですよ。
報われる頑張りをする人は、まず心と行動を一致させることに頭を使います。
それを『楽しい』と思えるようなやり方を模索するんですよ。
これを見て、
「あ、確かに…」と思ってしまった。
自分が、「努力は必ず報われるから、がんばるぞ」って思っている時は、
辛いことに耐えている時ばかりだった。
今起きている辛いことに我慢し続ければ、
未来では、きっと楽しいことが待っている、と。
そう思って、自ら進んで辛いことをしてきた。
自分がしたくないと思っても、鞭を打って、努力していた。
けれど、その努力は違ったのかもしれない。
辛いことに耐える努力ではなく、
楽しく取り組めるようにやり方を変える
努力をしなければならなかったのかもしれない。
どうやったら楽しく続けることができるのか、
どうやったらワクワクできるか。
自分が楽しく取り組めて夢中になれるように努力する。
そうすることで、努力は報われるようになるのかもしれない。