みたら心があたたかくなる映画、「死ぬまでにしたい10のこと」
突然、
「2、3ヶ月後、あなたは死にます」
と言われたら、あなたは何をしますか。
大切な人に感謝の気持ちと愛している事をたくさん伝える。
大切な人との時間を、めいいっぱい楽しむ。
死ぬ前に、大切な人に声を残しておく。
大切な人が、悲しまないように、たくさん笑っておく。
大切な人がこれからも幸せでいられるように祈りを捧げる。
この映画をみて、
人間ってそうやって言われてやりたいことって、
意外と日常の普通のことだったりするんだなと思いました。
まぁ、突然言われても、
思いつかなくてそんなことしかできないですよね。
死を扱うお話しは、
大体重たくて、暗い映画になりがちなのですが、
この映画はライトな印象でした。
主人公の愛と優しさを感じることができる
素敵な映画です。
なんとなく、心がジワっとあたたくなるような、
でも、少し悲しいそんな気持ちになることができます。
そして、自分の今の生活、
大切な人への態度を考えさせられました。
この映画で、私がもっとも素敵だなと思ったところが、
場面が変わり、映像が切り替わる時に、黒のカットが入るのですが、
最後だけ白のカットで終わっていて、
主人公の荷がおりたような、素敵なカットだなと思いました。
主人公が自分のやりたいことを満足にやり切って、
幸せに眠りについた事をイメージさせられました。
忙しい日々を過ごし、
大切な人にきつくあたってしまう方や、
なんとなく心がぽっかりと空いていて、あたたかさに触れたい方に
ぜひみていただきたい映画です。