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言葉にしてみると、なぜ参拝が”心を清らかにしてくれるか”がわかった気がする。


神社にいくのが好きだ。
神社に行くと、心が洗われるような気分を味わえるから。

自分が神社に行った時のことを思い出してみて欲しい。



お店が集まり、人で賑わう参道を通り抜け、鳥居をくぐる。

木々に囲まれた、広くて静かな通り。
キラキラと光が降り注ぎ、
サラサラと心地よい音が響き渡る。

途中途中に鳥居があり、
そこをくぐる度に、背筋が”ピン”とする。

歩き続けていると、
ジョボジョボジョボと水の音が聞こえてくる。
そして、音がする方へ。

神様に会う前に手を洗う。
ひんやりと冷たい水。


最後の鳥居をくぐり、本堂へ。

心はとても穏やかで、静かな気持ちで周りを見渡す。
少し、大きく息を吸う。
なんか、ちょっとだけ、気持ちがいい。


神様の前に行き、お賽銭を入れ、鈴を鳴らす。
ガラガラ。
頭を2回下げ、パンパンと手を叩く。
心の中で、神様に声をかけ、1回頭を下げる。


お参りが終わると、心がスッと軽くなる。
ピンと張り詰めていた糸が緩むように。


一緒に行った人が、周りの人が、
どんな願い事をしたのか想像しながら、本堂を後にする。


きっとみんな、お参りが終わった瞬間に、ちょっとした幸福感を感じているはずだ。
どんよりとした顔で本堂を後にする人をあまり見たことがないから、私はそう思う。


お参りに行くのが、私は好きだ。
こんな風に、心が洗われるから。

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