【うつ病体験】87:うつ病と体重増加〜セロトニンと満腹感〜
【唐突に問題(最終回)】
小1娘の今の視力はいくつか。(左右同じ)
①2.0
②1.0
③0.7
④0.4
⑤0.2
答えは最後に!
#挨拶文を楽しもう
#蒼広樹
以前、療養中の体重変遷について
記事投稿しました。
今回はもう少し深掘りし、なぜうつ病になると
体重増加しやすいのか、考えたいと思います。
うつ病急性期と体重
前記事ではさらっとだけ触れましたが、
最近の研究で脳と腸が繋がっていることが
わかってきています。
一方、うつ病は神経伝達物質であるセロトニン、
ノルアドレナリンが減少します。
それにより意欲や活力を情報伝達しにくくなり様々な症状を起こす病気です。
そのひとつに、自律神経失調があり腸の栄養吸収を
阻害することで体重減少することがあります。
まさに不安障害→うつ病時に食べても体重減少し続け、BMI低すぎで健康診断に引っかかった僕です。
セロトニンと食欲
つまり、セロトニンが不足すると「空腹感」を
誘発するのです。
あれ?
だったら体重増えるんじゃね?と思いますよね。
そこで出てくるのが自律神経失調症。
腸で栄養吸収が阻害されれば、入って出るだけ。
結果体重が減るというメカニズムです。
うつ病回復期と体重増加
うつ病急性期の治療には抗うつ剤が使用される
ことが多いです。
作用は「減少したセロトニンやノルアドレナリンの
一部を神経前終末から再取り込みするのを阻害して、減少した分を補う」ことです。
SSRI、SNRI、NaSSA、三環系など様々な種類がありますが、その手段や阻害する物質、制御方法が異なります。
セロトニンとノルアドレナリンの制御は
様々な副作用に繋がります。
まさにモグラたたき。
例えば
気分や自律神経が回復する程度のセロトニン
濃度で、満腹感に至らない程度だったら?
食べますよね。
腸は正常に吸収してしまうと?
はい、太ります。
これがその人の体質や薬の種類、相性で
度合いが変わります。
ちなみに僕が処方されているSNRI(サインバルタ)
は比較的太りにくい薬です。
一方で回復中急激に10kg、20kgと太り
体格が変わってしまう方もいらっしゃいます。
急激な体重増加は健康にもよくないので
主治医と相談して薬を選ぶのがいいでしょう。
さらに、セロトニン生成のポイントである
散歩程度の運動を定期的に行うのが
効果的です。
(しかも日光を浴びながらの朝が最高)
とはいっても、なかなか足が向かないのが
現実だったりします。
結局僕も1年で9kg(48→57kg)太っちゃいました😅
もともとげっそりなもやしだったので
運動量を増やして体脂肪率を下げたいところ。
というわけで、うつ病になると体重減少し
回復を図ると増量するというお話でした。
ちなみに、うつ病は人生を棒に振る様々な
症状を呈するので、
うつ病ダイエットはオススメしません。
さて、挨拶文の正解は…
⑤0.2です。
あれ、春には1.0あったはずなのに!?
タブレットのゲームや勉強時の姿勢が
悪いことが考えられますが、ここまで
急進行するとはみんなでショック。
両親ともメガネなので、いつかはと
思っていましたが。
もう少し検査が必要とのことで
それが終わればメガネを作ります。
本記事を読んでいただき、感謝申し上げます。
by とことこてー
以前の記事は自己紹介記事から参照下さい。
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