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『古事記ディサイファード』第一巻048【Level 6】 剣を追え!(4)
【解答15】
お気づきになられただろうか?
焼津神社から半径66キロメートルの円周上にあるもの……。
そう、それはずばり富士山の山頂である。
富士山山頂といえばそれは即ち言わずと知れた浅間大社の奥宮であり、木花之佐久夜毘賣である。(広く一般に知られていることなので敢えて圧縮版古事記には含めなかった。)
焼津神社(江戸時代に海没した元の社殿の推定位置)から富士山頂のニ点間の距離は66キロメートル、方位角は33度である。
馬背岩、焼津神社、富士山の三点は一辺が66キロメートルの二等辺三角形を成し、底辺の長さは110キロメートル、底辺の方位角は66度である。頂角は114度、底角は33度である。
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方位角や底角まで揃えてくるこの呆れるほどの徹底ぶりはどうだろうか? 馬背岩が八重垣の一部であると確信して良さそうである。
富士山は勿論、〈自然に出来た火山〉ということになっている。
しかしご覧のとおり、まるで何者かが意図的に設計し配置したように数値の韻を踏んでいるのは偶然なのだろうか?
富士山も〈神工物〉なのではないだろうか?
これで〈垣〉が四本現れて見事に繋がった。残りの四本もこの調子であぶり出していけるはずである。意外と簡単にヤエガキ、ヤマタノオロチの正体を見付けられそうではないか。
【ミッション16】第五の垣
太郎坊阿賀神社を中心とする66キロメートルの円周上に何が存在するか検証せよ。
東側ばかり揃ってきたのでバランスをとって今度は西側を調べてみよう。
今のところ突き止めた中で最も西側の座標は赤神山、太郎坊宮である
さて、地図上で赤神山を中心として半径66キロメートルの円をコンパスで描いてみよう。その円周上の西側に神社か山は見つからないだろうか?■
(つづく)
※ 最初から順を追って読まないと内容が理解できないと思います。途中から入られた方は『古事記デイサイファード』第一巻001からお読みいただくことをお薦めいたします。
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