
胡麻油を”ジャケ買い”する。
たまたま立ち寄ったセレクトショップで、かっこいいデザインの胡麻油を発見。
普段はスーパーで、お値段と相談しつつ、さほどこだわりなく選んできた胡麻油ですが、この度、はじめて”ジャケ買い”をしました。
岩井の胡麻油の「岩井の純正胡麻油白口」と「金岩井純正胡麻油金口」です。

胡麻の花のイラストと、英語と漢字がミックスされたグラフィックがとてもカッコいいです。

黄と緑を基調とし、差し色にピンクの差し色が素敵!

白口と同じデザインですが配色が違いますね。
こちらの方が色数多め。個性的でこちらもカッコいい。
コインのようなものが5枚書いてありますが、これはなんだろう?
気になります〜
このラベルのデザインを見ていると、”蘭字”を思い出しました。
蘭字とは、江戸末期から明治期に、茶葉を海外に輸出するための木箱に貼るラベルのデザインのことで、お茶の種類などを主にアルファベットで表記し、そこに絵を入れる木版で印刷されたものです。
日本の伝統文化と西洋の文化が融合された、現代にも通用するアート的な作品であり、近代グラフィックデザインの先駆けともいわれています。
ご参考に、↓こんな感じのものです。

こういったデザインに関しても、食文化にしても・・・日本の、他国の文化を取り入れアレンジして独自のものを生み出す力、すごいですよね。
さて、岩井の胡麻油 に話を戻します。
今回、ジャケ買いで手に取ることになった胡麻油でしたが、調べてみると、とても歴史のある企業で、”中身”が素晴らしいものでした。
創業以来160余年、熟練の職人が五感を駆使して煎り具合を確かめ、有機溶剤を使用しない圧搾製法で搾油し、丁寧に作られている岩井の胡麻油。
購入した2種のほかにも色々商品ラインナップがあり、中でも、
社名の「岩井(いわい)」を「祝(いわい)」に変えたバージョンの商品は、ウィットがきいていて面白くて素敵です!! 何かの機会に贈り物にしたいです。

こちらも、先に紹介したラベルとデザインは同じなのですが、色合いが異なるだけで、全く印象が変わりますよね。デザインは奥深くて面白いです!!
時には、普段と違った物選びをしてみると面白い発見があって楽しいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。