焼きカレーは北九州門司のご当地グルメなんだって。
我が家ではカレーやシチューみたいな、いわゆる煮込み系メニューは、お鍋いっぱいにたくさんつくります。もちろん、その日食べたいからつくっているわけですが、当然のようにつくった分すべては食べきれません。
🍛いつものカレーをアレンジ
なので、それをどうするかというと、小分けして冷凍しておくことになります。これがあると平日の夕ごはんなんかで、料理にかける時間を節約したいときはとても便利。カレーなんて、水をすこし足して火にかけておけば準備できるので、その間にサラダや小鉢の用意をする余裕も生まれます。
ただそんな自家製の冷凍カレーも、毎回カレーライスにするだけでは、ちょっとおもしろみがないというもの。そこで今回はこんなアレンジをしてみたお話です。
そう、これもカレー。焼きカレーです。
ごはんの上にカレーソースをかけて、チーズを載せて焼く。ちょうどドリアのソースをカレーにしたみたいなもので、ちょっと目先を変えた変化球系カレーですね。
🍛ご当地グルメだったのか
ところでトケイヤkitchenのコーナーとして、ご当地グルメのアレンジ再現なんてことをしていながら、今回はこの焼きカレーがご当地グルメのひとつとということを、この記事を書くにあたって初めて知りました。
福岡県の北九州市、門司発祥ということも、今回ゲットした知識です。人間、いつでもいつまでも学ぶことってありますね。
門司は港のある街。海外との交流から洋食が広まり、その中でオリジナルのメニューが生まれたというあたり、神戸のカツハイライとおなじように、そんな港町ならではのご当地グルメという気がします。
🍛冷凍カレーをリメイク
今回使う冷凍ストックはベジタブルカレー。これをリメイクしていきます。
凍ったままお鍋に入れて、水を足して火にかけます。冷凍するときに、フリーザーバッグに入れて平らにのばして固めておくと、使うときはパキッと折って小分けできるので便利です。
続いてトッピング準備。
生卵を割りおとして、それを半熟に焼き上げるのも魅力ですが、カレーの卵というと茹で卵が好みなので、今回はこれでいきます。
さあ、焼く準備に入ります。
グラタン皿にバターを塗って、ごはんを敷きます。
その上にたっぷりカレーソース。
このまま食べたくなりますが、それではただのカレーになってしまうので、焼きカレーの準備を進めましょう。
真ん中を空けてチーズを配置。なぜ真ん中を空けるかというと…。
これです、これこれ。
茹で卵を載せて粗挽きこしょうをパラパラ。
これで焼く準備完了。
あとはオーブントースターでこんがりと焼くだけです。
🍛焼きカレーの焼き上がり
いい感じに焼き上がりました。
とろけたチーズっておいしそうですよね。見た目からして、ビンビン訴えかけてきます。
いつものカレーをちょっとアレンジ、焼きカレー。ふつうのカレーライスと比べて、ソースの量が少なめでもチーズとトッピングの卵で満足度は確保できるので、微妙な量のカレーが残ったときにもおすすめです。