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あれが食べたい。これも食べたい。それも食べたい。

ああ、あれも食べたい、これも食べたい、それも食べたい。


🍤あれもこれも頭に浮かべば

今夜は何を食べようかなと考えたとき、頭に浮かぶメニューがひとつとは限りません。

ハンバーグ食べたいな。そんな何気ない思いつきから、ハンバーグといえばエビフライと盛り合わせるのいいよね。そんな連想がやってきます。

無敵よ、無敵、この組み合わせ。洋食屋さんの神がかりなひと皿よね。

🍽️輝く盛り合わせ

エビフライといえば、もちろんそれだけでもごちそうだけど、フライはさぁ、ひと品だけじゃなくて、あれとかこれとか、種類があると嬉しいよね。

そうそう、こういうの。ミックスフライというあれ。心がフライものに支配されたとき、神々しいまでに輝く盛り合わせです。

🧄にんにくといえば

この日食べたいと思ったのは、ステーキ。赤身のお肉を焼いて、醤油ベースのソースをじゅわっ。そこににんにくをたっぷりと。

にんにく…。

にんにくといえば、あれだ。ステーキににんにくときたら。閃いたぞ、今夜のステーキをさらに魅力的にする。そんなメニューが決まったぞ。

ステーキを食べるとき、いや、食べたとき、か。頭の中に浮かぶそのメニュー。想像するだけで止まらない、ステーキだけでは終われなくなってしまった、その想いを胸に材料を準備します。

たっぷりのにんにく、マッシュルームと玉ねぎを刻んだら、整った。

🥩まずは肉を焼く

よし、まずステーキを焼こう。ステーキから派生して、一緒に食べたいそっちに先走ってしまったけれど、今夜の主役はステーキです。

まずはフライパンに牛脂を入れて熱します。最近、スーパーでステーキ肉を買うともらえる牛脂って、ワインのコルクが太くなったみたいな、なんだか可愛い形に整形されてること多いですよね。

牛脂が溶けて、煙が立ってきたら、弱火に落としてお肉投入。

焼色がついたら返して、にんにくを投入。弱火のまま脂をスプーンですくってかけつつ、じっくり焼いていきます。

ここで入れるにんにくは、用意した量の1/3ほど。お肉と一緒にじっくり焼くことで、カリカリ揚げ焼きのニンニクチップに仕上がります。残りのにんにくは、このあと重要な出番があるので、焦らず焦らず。

お肉はトングで挟んで立てるようにして、側面も焼き色を付けました。全面焼いたらアルミホイルにとって包みます。

🍚ステーキのお供は

お肉がホイルの中で休んでいる間に、さあ、いくぞ。

ステーキを焼いたあとのフライパンに、残しておいたにんにくスライスを余さず入れます。

香りが立ってきたら、準備しておいた玉ねぎとマッシュルームを炒めて、さらにごはん投入。もうわかりましたね。

こしょうで香り付けしたら、完成。これです、ガーリックライス。牛脂の旨味をたっぷり吸って、おいしく仕上がってくれたはず。

目の前の鉄板で焼いてくれる、そんなスタイルのステーキハウスで、お肉を堪能したあとに、目の前で焼いてくれる〆のひと品。あれです、あれを我が家の食卓に。

🥩オンTheガーリックライス

肉汁の落ち着いたステーキも、いい仕上がりになりました。

載っけます。ステーキ・オンTheガーリックライス。

ステーキを食べたいという、そんな思い付きから生まれた、ごちそうオブTheごちそう。

💧ソースはもちろんライスに合う

おっと、まだこのまま食べるわけじゃありませんよ。仕上げはもちろん、ごはんにも合う、醤油ベースのステーキソース。

お肉を焼いて、さらにライスも焼いて、にんにくたっぷり、なにもかもの旨味が染み付いたフライパンにみりんと醤油を入れて加熱。

ぶくぶくと泡立ってきたら、いい香りが立ち上ります。

お肉の上から回しかけて、その上にニンニクチップを飾ります。ステーキの脇で焼いておいたやつですね。

🙌完成と見せかけて

我ながら、ほれぼれするビジュアルです。さあ、できたぞ、ステーキ&ガーリックライス。

食べるのかい、食べちゃうのかい。

おや。何かはじまったぞ。

バター、オリーブオイル、スパイスもろもろ、そしてカレー粉。

炒めます。

赤ワイン投入。

きた、いつものデミグラスソースの素。

赤ワイン煮込みのときの香味野菜をペーストにして、冷凍しておいたものです。これ、常備しておくとホント重宝します。けっこう、捨ててるという声も聞きますが、絶対冷凍して残しておくのがおすすめ。

そのままぐつぐつ。ペーストが溶けて、全体がなじんだらOKです。

カレーをイチから煮込むことを思えば、ミラクルな時短技。

😋あれも食べたい、これもそれも

ほら、見てください。

これです。これが今回の真の完成形。

あれも食べたい、これも食べたい、それも食べたい。

あれはステーキ、これはガーリックライス、そしてそれはカレー。

メニューって、前菜、スープ、メインみたいにコース仕立てだったり、メインと小鉢だったり、独立したお皿の組み合わせで成り立ったのももちろんいいけれど、こんな感じでひと皿に、本来それぞれ独立した料理が盛り合わさったワンプレートもいいですよね。

🍽️無敵素敵のひと皿

ひと口めはまず、ステーキをそのままぱくり。次はカレーソースのかかっていないところを狙って、そのままのガーリックライスをぱくり。そのあとにカレーをガーリックライスごとすくって、ぱくり。

もちろんその次の出番は、ステーキ、ガーリックライス、カレーを一度に口の中へ。お皿の上の全部をひとまとめに楽しみます。

ひとつひとつが食べたかったメニューなんだから、別々に食べてもおいしいし、満足するし、それを組み合わせたらいわずもがな。無敵、素敵のひと皿になるのです。

あれも食べたい、これも食べたいそんなとき。もしよかったら、組み合わせてみるのもいいかもしれません。好きなものを好きなように盛り合わせられるのって、おうちごはんならではの特権ですからね。

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tokeiya
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