角煮はリメイクすればなお温かし。
角煮は年中おいしい人気メニューですが、熱々はふはふを食べるとき、やはり一番おいしく感じるのはこの季節。
🌬️恋しいなら角煮、季節は冬
そう、冬。絶対おいしい季節、ジャストナウ。
冬晴の空、白い雲。風が落ち着いている日は、思ったより日中は冷え込まず、陽射しがあれば暖かく感じる日も。
でもそんな日も、日が暮れはじめると急に寒くなってゆきます。夜になると、温かいものが恋しくなります。
ひと月前、お箸で切れるとんかつをつくったときに、残った豚肉を角煮にしたものを冷凍してありました。
そう、これはまさにこんな夜においしい。嬉しい。
🍜角煮をリメイクしてみよう
でもそのまま食べるのは、この間食べた角煮のくり返しで、ちょっと食べ飽きた気もする。
では、こうしよう。
リメイクで角煮うどん。これは温まること間違いなし。
ポイントは角煮の煮汁をすこし薄めて使うこと。
味付けのベースは醤油と砂糖ですが、そこに昆布も入っているので、旨味はたっぷり。さらに豚肉を煮込んでいるので動物性の旨味も加わって、この出汁がうどんにばっちりなんですよね。
スープをすこし煮詰めて、味が決まったらうどんを投入。
卵をポトリ。蓋をしてそのまますこし煮込みます。
卵の表面が固まれば、いい頃合い。うどんにも煮汁の色が染み染みで、もうこれ絶対おいしいやつ。
ここまでは肉、うどん、卵。あとは彩りがほしい。それは緑。もちろん野菜。青菜です。
さっと茹でて、冷水にとったらぎゅっと絞って、準備OK。
🍜角煮うどんは今おいしい
器に移した角煮うどんに、青菜を添えて刻んだねぎをちょん。わかめもちょっと添えると、濃い緑が加わって彩り豊かな仕上がりに。
あとは七味唐がらしをぱらぱらり。一味より、七味が好みです。
脂身ぷるぷる、お肉ほろほろの角煮に、甘い醤油だれをベースにしたうどん。ずずっと啜れば、体の中からぽかぽか気分。
𓃟リメイクするとなお温かし
不思議なもので、豚の角煮をそのまま食べるより、うどんを入れて煮込むと、よりあったかな気がします。卵を崩してうどんにからめると、まろやか濃厚。濃い味は一段と温まりますね。
角煮はリメイクするとなお温かし。温かいものが嬉しいこの季節。多めにつくって、こんなリメイクをあらかじめ見越しておくのもいいもんです。