揚げ物大好き秋の味
先日、秋鮭をフライにしたときのお話を記事にしましたが、その記事を書いているときにふと頭に浮かんで以来、ずっと食べたかったものがあります。
🍆ずっと食べたかったから
それが茄子。
秋茄子を天ぷらではなく、パン粉の衣でフライにしてみようと思ったんです。
茄子のフライってたまにいく洋食屋さんで日替わりの三品盛り合わせランチのひと品に出てくることがあるのですが、天ぷらと違って、居酒屋さんとかそういうところのメニューにはあまりない気がします。
それなら作っちゃえばいいんだ。
食べよう、茄子フライ。
だって秋だもの。ずっと食べたかったんだから。
🍆茄子フライ作ります
🍆材料
・茄子
・天ぷら粉
・水
・パン粉
材料はいたってシンプル。茄子は1人1本くらいはぺろっといけちゃうはず。
早速作っていきます。
茄子のヘタを落として縦半分にカットして皮目に斜めの切り込みを入れたら、さらに半分にカットします。
切り込みを入れておくことで、食べるときに皮がすっと噛み切れるようになります。
水で溶いた天ぷら粉をくぐらせたら、パン粉を付けます。
皮がつるつるしていて衣が定着しにくいので、一度衣をまとわせたら、揚げるまでなるべく触れないようにします。
ちなみに衣をつける前に皮に薄く天ぷら粉(小麦粉でもOK)をはたいておくと、少し衣がつきやすくなります。
さあ、あとは揚げるだけ。
中温に熱した油に皮を底になるようにして、茄子を入れます。
衣が固まってきたら茄子を転がして、全面を順番に揚げていきます。
やっぱり皮のところの衣がちょっとはがれてしまいましたが、身の面にはしっかり衣がついてるし、そもそも素揚げでも美味しい野菜なので、そこは気にせず進めます。
衣がきつね色になって、竹串を刺してすっと通ったら揚げあがり。
しっかりと油を切ったらさあ盛り付けです。
🍆茄子フライにはあのソース
いい感じです。
関西出身なので、ふだんフライものはウスターソース派なのですが、なぜでしょう。茄子フライは濃度のあるソースが合う気がします。
我が家に常備しているのは、ウスターソースとお好みソース。
お好みソースでいただきます。
ひと口かじると衣がサクッ、その中にはとろけるようにやわらかな実が。
ビールが進むおつまみになりました。
🍆やっぱりこれは秋の味
ところで今回、記事のタイトルに「秋の味」と入れたのは、秋茄子と書いてあるお茄子を買ってきたからなのですが、ふと気になったことがあります。
茄子って夏野菜の代表じゃなかったっけ。
実はずいぶん以前にもおなじことが気になって調べたことがあったけど、すっかり忘れてます。
というわけで調べてみました。
わりとあっさり解決。けっこう旬の期間が長い野菜なんですね。
でも夏と秋では茄子の特徴が少し変わるようです。
揚げ物には、秋茄子がより合うみたい。
というわけで、この季節にふと茄子フライを思いついて正解でした。
やっぱりこれは秋の味。
また作ってみようと思います。なんてったって、揚げ物大好きですしね。