煮干し出汁の和風ラーメン
ラーメンっていろんなスタイルがあって、ホントに種類豊富です。間違いなく一生かかっても全国すべてのラーメンを食べ尽くすことはできないでしょう。
🍜スタイルの鍵はスープにあり
そんなラーメンのスタイルの鍵を握る、大切な要素がスープ。
とんこつや鶏ガラが多数派かなと思いますが、牛だしもあるし、かつお節やさば節、えびだしなど海鮮系をうたうお店もありますよね。
そんな海鮮系のひとつがこれ。
🍜煮干しラーメンつくってみます
煮干しです。
実は実家のお味噌汁が、煮干しで出汁を取ることが多かったので、自分にとってはどこか懐かしさを覚える風味でもあります。
今回はそんな煮干しラーメンをつくってみるお話です。
🍜煮干し出汁の材料
・煮干し
・中華スープの素
・水
小鍋に煮干しと中華スープの素、水を入れて沸かします。
そのまま強火で5分ほど煮立てて、いったん冷ましておきます。
煮干しのいい香りが立ち上ってきます。やっぱりなんだか懐かしい気持ちになりますね。
さあ、あとは手早く進めます。
🍜タレの材料
・醬油
・みりん
・昆布
タレは昆布の風味をきかせた醤油ベースのタレに。醤油とみりんを同量合わせたものに、昆布ををひと晩漬けておいたものです。ここにも海の風味を加えておきました。
そもそもの好みが醤油ラーメンというのもありますが、煮干しのだしには、なんとなく醬油味がいい気がします。
うん、黒ぐろとして艷やか。ちょっとそばつゆ感ありますね。昆布ですしね。和です、どこか和を感じます。
🍜さあ、盛り付けよう
🍜トッピング
・チャーシュー
・味玉
・青ねぎ
・メンマ
・海苔
トッピングは王道の組み合わせ。チャーシュー、味玉は自家製です。
温めなおしたスープをタレに注ぎます。このとき、煮干しは取り除いてもいいのですが、具として食べられるのでそのまま入れました。
実家のお味噌汁の中にも、出汁を取った煮干しが入ってたなぁと思い出します。野菜とかお豆腐の具の中にいる煮干、ちょっと当りのような気分になったものです。
海苔を立つように丼の縁にもたせかけると、立体感が出て、見栄えにちょっとインパクトが出ますよね。
🍜懐かしい中華そばの面影
煮干しラーメン完成しました。
まずはスープをひと口。中華だしのコクの奥から、煮干の旨味がじんわりと湧いてくるような、優しい味。昔ながらの雰囲気で、ラーメンというより中華そばと呼びたくなるようなスタイルです。
どこかほっとする味で、ちょっとノスタルジックな煮干しラーメン。ほっこりしたい気分の夜に、まだ食べたくなりそうです。