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我が家の常備菜アレンジ、棒々鶏風茹で鶏。

個人的な嗜好の関係で、ついつい洋食メニューが多くなりがちなトケイヤkitchenですが、もちろんふだんのおうちごはんには和洋中ときにエスニックなどなど、いろんなメニューが登場します。


🍗常備菜をアレンジしよう

今回は我が家の常備菜のひとつ、鶏ハム的な茹で鶏をつくって、それをアレンジしてみるお話。

そのまま食べてもおいしい茹で鶏を、アレンジしてどうするのかというと、それが冒頭の1枚。わかりますよね、中華の人気前菜、バンバンジーです。

🍗便利な茹で鶏

まずは定番、我が家の鶏ハムづくり。

お湯を沸かして鶏胸肉を投入。

蓋をしてぐらぐらと1分半ほど茹でたら火を止めて、そのまま冷めるまで置いておきます。

1時間ほどしたら、茹で汁から上げた鶏肉をスライス。

お、しっとり。いい感じです。

💧茹で汁だって捨てないです

スライスして切り分けたら、今回食べる分以外は、2、3切れずつラップフィルムに並べてぴちっと包みます。それを冷凍用のチャック付きバッグに入れて冷凍庫へ。こうしておくと、解凍してそのまま食べるとおつまみもなるし、炒め物やチキンライスの具など、素材としても使える便利な常備菜になります。

ちなみにこの鶏肉を茹でた茹で汁。ついつい捨てがちかもしれませんが、残りを2/3から半量くらいまで煮詰めると、チキンスープとして料理の出汁に使っえるし、カップラーメンをつくるお湯代わりにするとこれまたおいしいです。

🔪バンバンジー風にしてみよう

さて、今回のおつまみをつくらねば。

バンバンジーというと、本格的には中華の芝麻醤という調味料が味の主役。

いわゆる練りごまに油などを加えて、風味づけしたものなのですが、なかなか常備してるおうちはないんじゃないかなと思います。

レシピサイトを見てみても、本格的な芝麻醤を使ったものより、練りごまを使っているものが多く見つかるようです。

😞芝麻醤も練りごまもないけど

でも、でもね。うち、練りごまもないんですよ。練りごまって、ねっとりしてて味も香りも濃厚だし、料理のコク出しによさそうだなとは思うのですが、そんなにしょっちゅう使うものでもないしな…とかなんとか、いろんな思いが湧いてきて、ついつい買わずにいるんですよね。

サラダといえばごまドレッシング推しとか、夏は冷やし中華ゴマダレ派だぜ、みたいな好みだとあると便利なんだと思いますが、我が家の好みはドレッシングならマヨネーズとケチャップをベースにしたサウザンアイランドか、オニオン風味の自家製醤油ベースドレッシング、冷やし中華は圧倒的に醤油だれ。

そんなわけで今回のバンバンジーも、練りごま要らずのアレンジスタイルにします。

まずは甜麺醤、普通のお味噌、砂糖にごま油とお醤油を少々。そこに刻んだ万能ねぎを合わせます。

そして決め手はこれ、たっぷりの粒ごま。

まんま、粒ごまでごまの風味をつけるスタイルです。そこに味噌で練りごま的なコクをプラス、ごま油はとろみを出しつつ、ごま風味をサポートする感じです。

今回使ったのは粒ごまですが、すりごまでもOK。味噌や油の配分を調整すれば、そのほうが芝麻醤感は出せるかもしれません。でも、個人的には粒ごまのぷちぷち食感がいアクセントになるなと思ってたりもします。あ、粒&すりごまの合わせ技もいいかもですね。

🥒付け合わせはきゅうりで爽やかに

バンバンジーといえば、付け合わせはきゅうり。

細切りにしてから塩を振って、すこし置いたら水気を絞ります。

きゅうりをお皿に盛り付けます。

その上に茹で鶏のスライスを。

こんな感じでごま味噌ダレをかければ、ちょっとおしゃれな盛り付けに。

🙌完成バンバンジー風チキン

煮玉子があったので添えてみました。

てきあがったバンバンジー風の茹で鶏、ごまメインソースではなくても、しっかりごまの風味がして、味噌のおかけでねっとり濃厚なタレが、淡白な鶏胸肉の旨味を引き立てる仕上がりです。

芝麻醤なんてないよ。練りごまだってないやい。そんなときはこれ。このアレンジをためしてみてはいかがでしょう。

🐔漢字で書いても読めるけど

それにしてもバンバンジーといえば、気になるのは漢字表記。棒々鶏ですからね。いまでこそメニューに載ったこの名前、みんなふつうにバンバンジーと読んでると思いますが、この料理をそんな名前だと知らなければ、絶対こういっちゃうはず。

ボーボードリ。

それはそれで、なんだか面白い気もするんですけどね。

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tokeiya
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