しょうが焼きセットを再現してみた。
以前の記事で、洋食屋さんを分類したことがありました。
🍽️洋食屋さんのスタイル
ざっと振り返ると、こんな感じです。
ひとつは、もともとのベースである、フレンチなど洋食のテイストを色濃く残してるお店。そしてもう一方は対照的に、和食の要素を積極的に取り込んで、洋食メニューがメインの定食屋さん的なスタイルになったお店。
この2つを軸に、洋食のメイン素材でもある、お肉を焼くというところに注力したステーキハウス的なメニューのお店なんかも存在しています。このスタイルは、お皿が鉄板スタイル主流かなと思います。
そしてあとは、これも洋食の人気メニュー、フライに特化したお店。いわゆるとんかつ屋さんを洋食店だとみなせば、ここにすっぽり入る気がします。
🍤フライは人気もの
そんな洋食屋さんにおいて、焼き物中心になるステーキハウススタイルのお店は別として、ミックスフライは人気メニューのひとつ。
でも、こんなメニューがあると、フライだけではなく、焼き物もいっしょに楽しめます。
しょうが焼きにコロッケ、アジフライ。どうですか。わくわくしませんか。いろんなおかずがひと皿に盛り合わさってるスタイル、自分は大好きです。
ということは、やりますね。
🔪しょうが焼きセットを再現しよう
アレンジ再現、盛り合わせのお話です。
今回のひと皿、そのお店のメニューでは、しょうが焼きセットという名前になっているのですが、焼き物はしょうが焼のひと品だけ。
あとは揚げ物2種類に、赤スパと生野菜。それでもメインの存在はお肉だからでしょうか。しょうが焼のその名を冠しています。
🃏冷凍ロイヤルストレートフラッシュ
なので、豚肉は必須なわけですが、なぜ今回急にこれをつくろうと思ったかというと…。
たまたま冷凍ストックに、アジフライとコロッケが揃ってたんですよ。おお、ミラクル。
食べたいものをつくって、残ったものを冷凍しておいたら、いつの間にかロイヤルストレートフラッシュができていた、みたいな気分です。
🔥揚げ物は衣を意識
アジは火通りがよく、コロッケは中身に火が通っているので、揚げるときは衣をからっと揚げることに注力します。
途中で返して、両面をきつね色に。
揚がったら、しっかり油を切っておきます。
🐽しょうがたっぷりしょうが焼き
続いて、今回のセットの主役。やっぱり、お肉はメインになりますよね。
豚肉の細切れと、たっぷりのおろししょうがを準備します。味付けはいつもの万能だれ。
なければ、醤油に砂糖、みりんとおろしにんにくを用意してください。記事中のレシピでは、たれにおろししょうがもはいってますが、それはお肉と一緒に準備したたっぷりのしょうがでOK。
まずはお肉を炒めていきます。
お肉の色が変わったら、たれとしょうがを合わせます。
からめながらよく炒めて、豚肉のしょうが焼きはできあがり。
🍝究極の赤スパ
さあ、あとは付け合せをつくりましょう。
用意するのはスパゲティ。最近極めたと自負してる、赤スパに仕立てます。
やわらかめに茹でたいので、袋の表示時間よりプラス1〜2分長く茹でます。
よく水気を切ったら、熱いうちにバターとオリーブオイル、ケチャップにこしょうを投入。
しっかりからめます。
スパゲティをやわらかめに茹でることで、冷めても固くなりません。そこにバターとオリーブオイルをからめておけば、パスタのくっつきも防げます。
🍽️セット盛り付けの瞬間
さあ、いよいよ盛り付け。
千切りキャベツと赤スパが、メインの到着を待つ姿。
まずはしょうが焼き。揚げ物のスペースを確保して、すこし端に寄せて盛り付けます。
アジどん、コロッケどどーんの図。
わくわくのバラエティ。
😋フライからフライ、そしてしょうが焼きへ
どこから箸をつけるか、迷っちゃいますね。
さあ、いただきます。コロッケにはお好みソースをかけて、アジフライはお好みソースとウスターソースを場所を変えてかけました。もちろん、からしも添えておきます。
まずはコロッケ。カリッとした衣の中から、ほくほくのじゃがいも。なんだかほっとする、懐かしい味です。
キャベツをひと口挟んで、アジフライ。香ばしい衣の中には、ふっくらしたアジが。ウスターソースのところからいただきました。
フライからフライへ、ここでキャベツをもうひと口。揚げ物の間に食べる千切りキャベツって、たまらなくおいしく感じます。
そしてメインの中の主役、しょうが焼き。揚げ物とは食感がぜんぜん違うのも、いいアクセントになります。その流れでこれもやわらかな赤スパをちゅるちゅる。
さあ、次はコロッケに戻るか、それともしょうが焼きに逆再生するか。いや、お好みソース+からしでアジフライのもうひとつの顔を引き出すか。
🍽️冷凍ストック作り置きで広がる食卓
盛合せ洋食の魅力は、ひと皿に散りばめられた、味の違い、食感の違い。食べる順番、付け合せたパートナーとの組み合わせで、その楽しみかたは無限の数に広がります。
盛り合わせる3品を一気に用意するのは手間に思うかもしれませんが、作り置きや冷凍ストックをうまく利用すると、意外と手間なく、こんなおうちごはんも楽しめますね。
今週のトケイヤkitchenの記事は、しょうが焼きウィークみたいになってますが、暑さ厳しい毎日、スタミナ補給のお役に立てれば幸いです。
📒それぞれのメニューたち
最後に今回のセットに登場した、それぞれのメニューをメインにした記事を紹介。よかったらご一読ください。