憧れのクラブハウス物語。
サンドイッチが好きです。
朝、食べるときはパン食の我が家。トーストを基本に、目玉焼きを載せたり、ゆで卵を添えたり、ピザトーストにしたりなどなど。
🥪憧れのサンドイッチ
そんなパンモーニング、その特別なごちそうはサンドイッチ。生野菜を挟み、チーズを挟み、そしてメインは玉子かハムか、それとも…。
サンドイッチは無限の世界。パンにどんな具を挟むのか、それ次第でバリエーションはいくつもあり、メニューはどこまでも広がります。
そんな中でも、これは憧れの存在ではないでしょうか。
色とりどりの具を挟んだ、クラブハウスサンドです。
具材の基本は、チキンにベーコン、トマトは必須の生野菜に、お好みでチーズもGO。
ちなみに、クラブハウスサンドという名前は、デビッドがデイヴになったり、エリザベスがリズになるのとおなじくあくまで愛称であり、略称。
そのフルネームはアメリカン・クラブハウス・サンドウィッチ。そういえば、ピカソって本名めっちゃ長かったよなぁとか、そんなことを思い出したりしました。
🥪つくってみようクラブハウス
それでは今回のテーマ、クラブハウスサンドをつくっていきましょう。
まず、このサンドイッチに欠かせないのは、チキンとフレッシュな野菜。
野菜はいろいろあれど、今回は特にトマト必須のイメージです。それに合わせてもちろん、緑の野菜もですね。
🍗たっぷり具材
というわけで、挟むのはこんなメンバー。
左上から時計回りに、レタスのオシャレなやつ、トマト、きゅうり、自家製のボイルした鶏、ベーコン、チーズ。具だくさんですね。これこそが
クラブハウス。
💧ソースはサウザンアイランド
いつものサンドイッチなら、ソースはシンプルなからしマヨネーズとなるところ、ここもおしゃれにいきます。
ボウルにマヨネーズ、ケチャップなどベースの調味料を合わせます。
さっと混ぜれば、サウザンアイランドソースのできあがり。ピンク色が鮮やかです。
🍞3枚使いでトーストに
続いてパンの準備。具だくさんの今回は、3枚使って挟みます。
もちろん10枚切り。3枚重ねて、2辺の耳を切り落とします。
切り落とした耳は、揚げたりカリカリに焼いて砂糖をまぶしたりすると、おやつにもいいですね。冷凍しておいて、ハンバーグをつくるときのパン粉代わりにするのも、無駄にならずおすすめです。
クラブハウスといえば、パンはトースト。
両面カリッと焼き上げます。
ベーコンを焼けば、具材は準備OK。
🥪クラブハウスをビルドしよう
さあ、サンドイッチビルディングのはじまり、はじまり。
まずはチーズを載せます。これはバター代わりに風味をプラスするのと、このあと載せる野菜の水分がパンに染み込むのを防ぐ、2つの役目を果たします。
レタスとスライスしたきゅうりをどっさり。
ここにサウザンソースをたっぷりと。
トマトを載せます。うん、色鮮やか。
ここで2枚目のパン登場。上から重ねると一見できあがりのようですが、クラブハウスにとってこれはまだ中盤。
ベーコンを並べます。加熱して、ちょっと波打ってる姿がおいしそう。
具材の主役はチキン。本家はローストターキーだったり、ローストチキンだったりですが、おうちサンドなら、ボイルチキンがお手軽ですね。
そしてここにもソースをたっぷり。
さあ、準備は整った。
残りのパンで最後の仕上げ。
クラブハウスサンド建築の棟上げです。
カットはいつもの3分割。まず、端から1/3のところを縦に細長く。
残りは斜めに切り分けます。
クラブハウスサンド完成です。端からパン、チーズ、レタス、きゅうり、パン、ベーコン、チキン、パン。こうして書いてみると、たしかに具だくさんです。
🍺クラブハウスでブランチしたい
おっと、忘れてました。
これこれ、ピクルス。そしてピック。
ぷすり。層になって分厚いサンドイッチに、こうやっておしゃれなピックが刺してあるのって、ちょっと歴史のある喫茶店のメニューっぽくないですか。
さあ、豪快にぱくりといきましょう。
一緒に楽しむ飲み物は、朝ならコーヒーが定番ですが、このメニューはコーラもそそられますね。
もちろん休日のブランチなら、ビールがほしい。その日は朝一番から買い物やなんかの用事を済ませて、のんびりとサンドイッチを準備。そして映画でも観ながら、クラブハウスブランチしつつ、ビールを。
そんな休日もいいですよね。
📝今回は続きがあります
さて、今回はこのあと、有料記事になります。では、この先の有料コンテンツってなにを書くの、というところですが、その内容はというと、久しぶりの創作です。
オリジナルのショートストーリーを1篇、プラス最後に、今回のクラブハウスサンドイッチの詳しいレシピを紹介しようと思います。
ショートストーリーは、序盤を試し読みしていただけるようにしますので、よかったらその続きも読んでいただけると嬉しいです。
それでは、はじまりはじまり。
🥪オリジナル・ショートストーリー
📖彼女と僕のランチボックス
★
「来週さあ、ピクニックしようよ」
彼女の突然の提案に、僕はちょっと驚いた。付き合いはじめてからというもの、普段のデートはどちらかというとインドアがメインだったからだ。
夜なら、イタリアンやちょっとおしゃれなダイニングバーみたいなところで食事をして、軽く飲んでからクラブにいったり、休日であればどちらかの部屋でのんびり飲みながら、話題の映画を見たり。
彼女は外にいくときは、わりとバッチリと決めてくるほうなのだけど、部屋で過ごすときは逆にゆったりしたワンピース姿が多くて、そのときは髪も無造作にまとめていて、僕はどちらもかわいいなと思っている。ワンピースは黒一色のものしか見たことなくて、そんなところにちょっとしたこだわりが見える気がして、そんなところも魅力的に感じる。
だから彼女の口から突然出た、ピクニックという単語は、これまでのふたりの間にはなじまないものだった。
けど、そのあとに続いた言葉は僕を有頂天にさせた。
「お弁当つくろうと思うんだ」
★
僕たちは、それぞれ学生の頃からひとり暮らしをしているので、料理はそれなりにできる。
部屋で映画を観るときは自炊するし、彼女のつくるパスタやイタリアン風のおつまみはいつもおしゃれでセンスがいい。もちろん、僕の得意なオムライスやハンバーグだって、彼女は喜んで食べてくれている。
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