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ことしも来ました、さんまの季節。
朝晩は日々涼しくなり、いよいよ秋実感。
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まだ木々は青々としてますが、暦は10月。
☀夏日はあれど秋は秋
とはいえいまだに夏日だ、真夏日だなんて天気予報を見ていると、年々秋が短くなってるなぁという気もしますね。
過ごしやすいこの季節があっという間に過ぎ去り、寒い冬がくるのかと思うと、ますますこの気候を満喫しなくてはならない気がします。せっかく四季のある日本にいるんだから。
🐟️秋の味覚だ、さんまだ、さんま
そしてもちろん、この季節しっかり楽しんでおきたいのは、気候だけではありません。
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なんてったって食いしん坊ですからね。秋の味覚は堪能しておきたい。ことしも、さんまをゲットしてきました。
例年ならまず塩焼きで、となるさんまですが、今回はちょっとひとひねり。
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🤔悩んで悩んだ解決策
というのも、サイズ的にけっこうスリムだったので、シンプルな塩焼きだと1尾じゃもの足りないかなと、スーパーで見つけたとき悩んだんですよね。
でも2尾だと多い気もするしなぁ。
ちなみに1尾150円の2尾298円。おお、1尾あたり1円お得だぞ…いやいや、トータルで出費は増えるじゃないか。
そもそもの食べる量や値段、なんかいろんなものがせめぎ合います。よし、結論は1尾だ。なんてったってこの秋最初のさんま。1尾入魂、これ鉄則。
そこで導き出した解決策が、塩焼きより濃厚な味付けでいこうというもの。
では甘辛く煮付けるか。いやいや、最初のさんまはやっぱり焼きでしょ、これも鉄則。焼くんだ、焼くぞ、焼き焼き。焼きは譲れない。
というわけで、今回のテーマはこれ。
初さんま
焼く
味付け濃厚
🔪つくるぞ、この秋初さんま
さあ、いきますよ。
🔪下ごしらえはワタから
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まずは下処理。頭を落としたさんまのお腹を開いて、ワタを取り出します。
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開いたお腹は流水で洗い、水気を拭き取ったら、3つに切り分けます。
初さんまなんで、頭は残しときたいなぁという場合は、まあ付けといても問題はないです。
個人的には、むしろ頭残しとけばよかった…と、この写真を見てちょっと思ってるのも本音です。やっぱ尾頭付きって見栄えしますよね。
なんで取っちゃったかな、頭…。
💧取り出したワタは
気を取り直して、続けましょう。
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先ほど取り出しておいた、さんまのワタがこちら。
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濾してなめらかにします。
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みりん、醤油、日本酒を加えてよく混ぜます。これでタレのできあがり。
🍳付け合わせも秋を焼く
さんまを焼く前にまず、付け合わせを準備します。
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この秋お気に入りの、Myきのこミックス。
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動かさずに、じっくりと焼き色を付けるのがポイントです。
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うん、秋の色。茶色はおいしい色です。このあと焼き上げるさんまが、けっこうしっかりした味付けなので、きのこはこしょうだけで。
🐟️さんまも焼きます
さあ、主役登場。オリーブオイルを敷いて熱したフライパンを中火に落として、さんま投入。
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オリーブオイル…高くなりましたよね…。なにもかも値上がりしてる、ここ数年ですが、その中でもひときわ高くなった実感。おうちごはんloverとしては悩ましいかぎりです。
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さておき、さんまは片面しっかりと焼き固まったら返して、反対面も焼きます。
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両面焼き色がついたら、火もほぼ通った合図。肝ダレの出番です。
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じゅわーっ。この瞬間立ち昇る香り。サイコー。
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スプーンでタレをすくって、かけながら焼き上げタイム。
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煮詰まってぶくぶくしてきたら、火を止めます。
🥄タレをたっぷり、盛り付けます
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さんまは柔らかいので、崩さないよう慎重に。スプーンでそっとすくい上げるようにして、盛り付けです。
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もちろんタレをたっぷりと。
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🙌この秋の初さんま
できました。この秋の初さんま。さんまの肝ダレ焼きのお目見えです。
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ほろ苦い肝の風味がからんださんま。ビールはもちろん、日本酒や焼酎のお供にもバッチリです。
お好みで焼き上がりに、粉山椒を振るのもいいですね。
🐟️さんまの肝ダレ焼きのレシピ
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🐟️分量(1人分)
・さんま…1尾
・醤油…大さじ1
・みりん…大さじ1
・酒…大さじ1
・オリーブオイル…適量
・粉山椒…お好みで
🔪作り方
①さんまは頭を落としてお腹を開き、ワタを取り出します。お腹はきれいに水洗いして、キッチンペーパーで水気を拭き取っておきます。
②①で取り出したワタを網で濾し、みりん、醤油、日本酒で溶きのばしておきます。
③フライパンにオリーブオイルを敷いて、さんまを片面ずつ焼き色がつくまで中火で焼きます。
④③に②のタレを加えて、スプーンですくったタレをかけながら焼きます。
⑤タレが煮詰まって泡立ってきたら火を止め、身を崩さないようにお皿に盛り付けて完成です。
⑥お好みで粉山椒を振ります。
📆去年の塩焼きもおいしかった
というわけで、ことしの我が家の初さんまは、ちょっとアレンジしたメニューになりましたが、例年は基本の塩焼き。
1年前はこんな感じで焼いてました。塩焼きファンのみなさん、よかったらこちらの記事もご一読くたさい。
秋の食卓、みなさんも堪能できますように。
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