〜プロローグ〜[十勝まきばの家が紡ぐ、あたらしい日記がはじまります]
1975年に池田町営として開設された「まきばの家」。
47年の時を経た現在は「株式会社 大地」が運営管理を務め、また名称も「十勝まきばの家」と改め、宿泊コテージとレストランを主体としたリゾート施設となりました。
昨年2021年、「十勝まきばの家」では大きなニュースがありました。
一つ目は、「ワイン樽サウナ」。
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所で実際に使われていたワインの大樽を改装した国内初のサウナは夏に完成・お披露目することができ、おかげさまで全国各地より多くの利用客が訪れ、好評をいただいています。
二つ目は、林オーナーの「ワインを通じて池田町に人を集めたい」という思いから秋に生まれた「十勝まきばの家ワイナリー」。
施設のアイコンでもある三角屋根の本館西隣にある六角棟を改装し、ワイナリーとミニトマトジュース加工場を備えた施設は十勝で4番目のワイナリーになります。
ワイナリーでは池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の元所長である中林司氏と内藤彰彦氏が醸造家として参画し、長年培った知識と確かな経験から「十勝まきばの家ワイナリーのはじめてのワイン」に向き合っています。
2021年は、ぶどうの生育期間中、雨が少なく高温という天候に恵まれました。
ぶどうの生産は、「株式会社 大地」のグループ企業である「Far夢 楽縁(ふぁーむ らくえん)」の前田禎宏氏が担っています。
2021年のワインづくりの現場から2022年のお披露目まで「まきばのワインdiary」と題して生産に関わる方々の思いも交えて定期的にお届けいたします。