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繋がりと広がりの話し
児島美ゆきさんのLiveに出演させていただきました
女優・児島美ゆきさんとは、もうけっこう長いお付き合いでして、最初はフジTV製作の「アイランド・タイムズ」という映画での共演でした。
美ゆきさんと言えば「ハレンチ学園」などで有名ですが、個人的にはなんといっても、白いギターもらえるでお馴染みの「テレビジョッキー」のアシスタントのお姉さん。憧れてました。
そしてもちろん「北の国から」のこごみさん。大好きなドラマの大好きな役です。映画でお会いしたときも「ひゃぁーこごみさんだー」と指をくわえて遠くから見るしか出来ませんでした。
その後ひょんなことから「とうたん」「みゆたん」と呼び合うほどの仲良しになりました。大先輩の大女優に対して失礼な話しなんですけど。
うちの劇団「うわの空・藤志郎一座」の紀伊國屋ホールでの本公演にも出ていただいちゃったりして、来年の本公演「ただいま!」にもまた出てくださいます。ありがたいっす。
美ゆきさんは歌手としても活動してまして、子供の頃の歌手デビューが芸能界の第一歩だったと、最近になって知りました。失礼な話しです。
「ひょっこりひょうたん島」「悟空の大冒険」「河童の三平」なんかのコーラスやってたり、なんと仮面の忍者赤影のメインテーマのボーカルやってたりしてたのでした。凄い凄い!ごいすー!。
で、今回のライブではその赤影の忍者マーチなんかも歌っちゃたりして、アンコールではひょっこりひょうたん島を歌っちゃったりして、実に楽しいライブだったのです。
あたくしは、いっちょ前にゲスト扱いで、北の国からを再現するという寸劇みたいなコントみたいなのやらしていただきました。
ちょっと爪あと残せたみたいです。
ここからが本題です
俳優同士、女優と演出家という関係のあたくしと児島美ゆきさんですが、実はあたくし、ミュージシャンになりそこないのバンドマン崩れでして、
演劇をコツコツやってただけなのにミュージシャンにラインが広がった
今回のライブで嬉しかったのは、濱田金吾さんはじめそうそうたるミュージシャンのみなさんとお知り合いになれたことなのです。
昔もそういうことありました
お芝居を始めた頃に同じようなことがありました。
その頃はバンドがメインで演劇はついでみたいな感じだったんですけど、どんどんそっちのほうに繋がりが出来ていって
当時大好きだったお笑いや落語家の人とどんどん繋がりが出来ていって、世界が広がって行ったのでした。
大好きで大尊敬してた高田文夫さんにも、あっという間に繋がりが出来て「うわの空・藤志郎一座」という名前をいただくに至りました。
そんでこんな凄いメンバーとの集合写真に混ぜていただいちゃったりもしました。立川談志師匠と一緒に写ってる唯一の写真です。
なんというか、ちゃんと自分のメインのことを一所懸命やることが、他の好きな人たちに広がって行く気がします。
来年から、個人的にも劇団的にも、ちょっと大きな展開があるのですが、ひたすら良い芝居を創ることに専念せねばと思ってます。
そうすれば、またいろいろ広がるのではないかと、期待しておるのです。