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【役員インタビュー】挫折を経験した温かきリーダー-後編-
採用広報担当の髙橋です!
この連載は、チームが拡大する中の日々のドラマを発信したいという想いで立ち上げました!
トグルホールディングス(以下トグル)は、まちづくりにDXで革新をもたらす企業です。その独自のビジョンに共感し、多くの優秀な人材が集まっています。
今回は、2019年6月にトグルに入社し、新しい挑戦を続ける、取締役兼開発企画ユニット長の髙﨑将充さんのインタビューを2部作でご紹介します!
Q3. 現在の業務内容
-入社してからの業務内容について教えてください。-
髙﨑:アクイジションとして1プレイヤーとしてスタートし、入社3年目に新規事業の責任者に抜擢して頂きました。当時はインターンの福田さんと二人三脚で、アルバイトを50人ほどマネジメントをしていたのですが、全く上手く運営できませんでした。何より事業開発の経験がなかったので非常に苦労しました。みんなこの事業のことを本気で考え向き合っているため、事業に対して「全然向き合っていない、ここも足りていないよね、こうした方が上手くいくよね、前任の方の時は上手くいっていた」と言われることもあり、当時はそれが自分に向けられているように感じて、とても悔しい思いをしました。(永田町オフィスのトイレで何度か泣いたこともあります。)
「なんでこんなに上手くできないんだろう」と、自分の無力さを悔いていました。その時、山﨑さんから「毎朝、その日集中することを整理しようよ!」と言って頂き、毎朝7時から壁打ち相手になって頂きました。本当に少しずつですが、毎日小さな達成を積み重ねていくことができるようになってきました。次第にその日に直面する事象から、課題を抽出し打ち手を緊急度をつけながら整理できるようになっていきました。その結果、着実に成果につながっていき、月に2件ほど契約できるようになりました。辛かったですが、これはとても良い経験だったと思います。
今、社内の色んな方々が新しいことにチャレンジしています。中には、立ち上げフェーズの事業もあり、苦慮しているメンバーを見て、数年前の自分を思い出したりします。上手くできず悔しい気持ちは共感できるので、今度は自分がそんなメンバーを導く役割も果たさなければならないと思っています。今は少しだけそれができるようになりました。
現在は、グループ全体の利益の達成責任を負っています。その他、ユニットも任せて頂いているので丹音さんと一緒にまちづくり、採用活動、新規事業の立上げなど多岐に渡ります。
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-素晴らしいですね。髙﨑さんをそこまで突き動かす背景を教えてください。-
髙﨑:野村時代に、山﨑さんから「お前の人生の面倒をみるから一緒にやろう」と言われたことが印象に残っています。そういう風に思ってくれる方は人生でも数少ないですし、そういった方のもとで全力を尽くせば、きっと幸せな人生がおくれるのではないかと感じていました。今でも、誰のために力を尽くすかということは私の人生の大事なテーマです。最初は、山﨑さんや伊藤さん、新家さんのために頑張っていましたが、今ではその思いがグループ全体の人にまで広がっています。自分のためだけに頑張れない弱い人間なのだとも思っています。
-最初の頃から現在にかけて、業務内容がどう変わってきたのかをお聞きしたいです。-
髙﨑:最初は、自分の給料の10倍利益貢献することを大切にしていました。マンションの一室を購入して、バリューアップし、個人のお客様へお譲りしたことが私のデビュー案件でした。結果、最初に投資した案件ではプラス100万円という利益で着地しました。「お金を稼ぐのは難しいな」と思いました。
その後、経験を重ね、山﨑さん・新家さんと開発業務の立ち上げにチャレンジしました。最初は小規模な開発から始めて、それを爆発的に増やしていくことを目指しました。開発案件を増やしながら、その責任者を任せてもらいました。新規事業の立ち上げにチャレンジしたりと毎年、新しいことに挑戦しているのですが、昨年は自分たちのバランスシートを使わずに、多くの関係者を巻き込み取引全体を設計するものづくりを試みました。来年の今頃も何か新しいことに取り組んでいると思いますね。
-ユニット長として働かれてると思うんですけど、何か苦悩とか、何か工夫してることはありますか?-
髙﨑:ユニット長のポジションに就いてから4年経ちます。最初の頃はメンバーがついてこなくて、メンバーからのクレームも多く受けました。「こうしてほしい」といった要望や、「自分の事を見てくれていない」といった厳しい言葉を何度かもらいました。その結果、メンバーが離れてしまったり、辞めてしまったこともありました。
「もっとこうしてあげればよかった」と自分の無力さを反省することもありました。しかし、直近は安定してきており、次第に大きな成果が出るようになりました。やはり、成果を出すことが一番重要だと思います。成果が出ていないチームは暗い雰囲気になり、フラストレーションも溜まりますが、成果が出ていればそれを還元することができ、メンバーの頑張りも報われると感じます。
現在は、個々のメンバーと向き合い、その人のパーソナリティに応じた成果をどうやって引き出すかを見ています。
最近では、成功体験を一緒に分かち合うことを大切にしています。何より、成果です。そんな中、新卒の西山くんが契約し組織に貢献している姿をみてとても嬉しい気持ちになりました。自分の仕事で成果を出し、それが評価されて実生活が良くなるという循環ができると、みんなの生産性も上がります。
逆に、成果が出ないときは、その原因を話し合う必要があります。プラスに向かう気持ちが持ちづらい状況では、やはりメンバーとしっかり向き合ってサポートしていくことも大切です。
-人が増えると、見える範囲が遠くなってしまうことがあると思いますが、その点についてどう感じていますか?-
髙﨑:その点については、見えなくなることがあるのは当然ですし、遠くなるのもそうだと思っています。然し大切なのはチーム全体で大きな成果をあげること。そのために責任範囲の分担を徹底しています。例えば、開発推進チームは丹音さんには大きなテーマでお任せしていますし、情報開発チームは小熊さんにチーム運営を任せています。任せたからには任せきることが大切だと考えています。(これがとっても難しいのですが)私は、皆さんに背中を預け、私はチーム全体が迷わないように旗を立て先導することが役割だと思っています。
Q4.今後の展望
-これからのトグル・フジケンについて、5年後の姿をどう描いていますか?-
髙﨑:5年後には、もちろん上場会社になっています。全員が今よりも遥かにレベルアップした状態でなければならないと思いますし、もちろん各自が事業責任者になって、チームを持っていてほしいです。
そして、これからもやることは変わりません。どんな目標でも達成し続ける事、チームで成果を出し続ける事、そしてやり切ること、逃げないことが重要です。これから多くのチャレンジが必要となりますが、その道中をみんなで楽しんでいきたいです。
-そこへ向かうための、髙﨑さんのミッションについて教えてください。-
髙﨑:私のミッションは成果創出し続けること、そしてやりきる文化をグループ全体に定着させ、醸成していくことだと思っています。究極をいうと、大きな成果が色んなことを癒す力だとも考えています。
Q5. 今のトグルに足りないものは何で、その上でどんな人にトグルに来てほしいですか?
髙﨑:ユニット単位で言うと足りないものは結構ありましたが、孝之さんや田口さんが来てくれたおかげで、新たなモノづくりのケイパビリティを得ることができました。しかし現在、ユニットメンバー全員が採用活動への意識が高い状態かというと、まだ課題があると思います。みんながそれぞれ自分が連れてきたい人を連れてくることが、一番望ましいと思っています。
そうするためには、会社外に対して「うちの会社はこんなに面白いチャレンジをしていて、自分がこんなに変われた!」というメッセージを伝える必要があります。このような動きができるメンバーが増えれば、チームがもっと強くなると思っています。今在籍しているメンバーには、会社のことを自分ごととして熱く語れるようになってほしいですね。その上で、自分が入社前と後でどのように成長したかを言語化できれば、影響範囲を広げていけると思います。
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Q6. トグルの魅力を一言で教えてください
髙﨑:直近の話なのですが、目標の数値に届かないかもって時期がありました。そんな時でも諦めているメンバーは一人もいませんでした。それぞれ自分が成果をだすことに集中し、熱狂していたようにも思います。こういった文化があるからこそ成功できた。そういったことを仕事を通じて感じられる場所は中々ありません。なによりトグルの魅力は、年齢に関係なく活躍の場が与えられることです。誰もがその機会を持てることがこの会社の魅力だと感じています。個人的には毎年異なるチャレンジをすることが、トグルの一番好きなところかもしれません。私は新しいことに取り組んでいるときが一番脳が働くし、エネルギーに満ち溢れます。そんなトグルで一緒にチャレンジしましょう!!
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