【社員インタビュー】ノンキャリアからトグルの屋台骨へ
採用広報担当の髙橋です!
この連載は、チームが拡大する中の日々のドラマを発信したいという想いで立ち上げました!
トグルホールディングス(以下トグル)は、まちづくりに革新をもたらす企業です。その独自のビジョンに共感し、多くの優秀な人材が集まっています。
今回は、2022年7月にトグルへ転職し、新しい挑戦を続ける、HRユニットの原田里佳子さんのインタビューをご紹介します!
彼女の経験を通じて、トグルの魅力や働きがいについて深掘りしていきます。
Q1. 自己紹介
-原田さんの経歴について教えていただけますか?-
原田:山を2つ越えて通学するような田舎でのびのびと育ち、香川県立高松高等学校を卒業しました。学年で唯一、大学進学をしないという自分の異端ぶりに自惚れながら、高校を卒業したその足で東京に出てきました。
-大学進学を選ばなかった理由は何だったのでしょうか?
原田:勉強に挫折して大学受験から逃げたんです。私の一度目の挫折です。
ただ、「テレビや映画に出て、大金持ちになりたい!」というのが、私の幼い頃からの夢でした。それがブレたことはありませんでした。
2011年に私が上京した当時はアイドル全盛期でしたから、入った事務所が立ち上げたばかりのアイドルグループに加入しました。まずはとにかく売れたい、それしか考えていませんでした。
残念ながらアイドルグループは、無名のまま卒業しました。その後はアルバイトをしながら、自主制作映画に出たり、舞台に出たりしました。ちょうど10年目の28歳の時にコロナが流行し、舞台や映画の興行ができなくなりました。
芸能人としての仕事だけで生活基盤を築けるのはきっと、「能力と運を持ち合わせ、実になるかも分からない努力をやめなかった人たち」だけなんだと思います。10年経って立ち止まった私は、大好きだったはずのお芝居を嫌いになり始めていることに気づきました。だから辞めました。
そうして私は、人生で2回目の挫折を経験しました。
Q2. 入社を決めた理由
-なぜトグルに入社することになったのですか?-
原田:運命です!(笑)
2度目の挫折の後、お芝居と同じぐらいかそれ以上に熱中できる「夢」を探していましたが、全然見つからなくて、苦しい2年を過ごしました。
「何も成し遂げられないまま、人生が終わったらどうしよう。」
そんな時、私がアルバイトをしていた飲食店に、たまたまトグルのメンバーがお客様として来店しました。当時正社員5~6人だったと思います。お話しした新家さんがあまりに聞き上手だったので、接客をしている流れで、「でっかい何かを成し遂げたい。でも見つからない。」という弱音を、私は吐露しました。「でっかいことやりたいなら、うちの会社に遊びに来たら?」と言われました。
今思えば、社交辞令だったのかもしれません。(笑)
でも、「わくわく」に飢えていた私は、その言葉を頼りに、次の日にはオフィスに突撃し、「働かせてください!」と言いました。
後で聞いた話ですが、なぜ採用されたのかというと、「威勢が良かったから」だそうです。(笑)
Q3. 入社してから今までの業務内容
-会社に入ってから、どのような業務を担当してきましたか?-
原田:入ってみたら、私が1人目の採用担当メンバーでした。
入社後は、アルバイトの採用から始まり、新卒や中途の採用を担当しました。
パソコンの基本操作もままならない、ノンキャリアの29歳に採用を任せてくださるなんて、「裁量のある会社」なんてもんじゃないですよね。本当に、トグルの「覚悟」のおかげです。
だからあとは目の前の業務を、失敗にまみれながらも、何とかやりきる。それだけでいいはずなんですが…。
私、入社して最初の1年間で3回、飛びそう(辞めそう)になってるんです。お恥ずかしながら…。
-それはなぜですか?-
原田: たとえるなら、少年野球を始めたてのわんぱくな子供が、ある日突然、ナショナルチームにポン!と放り込まれたからです。(笑)
メールの送り方すら分からない私の隣で、私より若いメンバーが数億円を扱い、新規事業を成功に導いている。
私はこの一通のメールを返すのに、一体何時間かかってるんだ…。
社会人としては10年のビハインドがあるわけですから、比べるなという話なんですが。そんな絶望が隔週に1回ぐらいのペースでありました。
-そんな中で、影響を受けた人や感謝している人はいますか?-
原田: ここで誰の名前を挙げても、「いやいや!俺だろ!私でしょ!」と言われてしまうだろうなぁ…。(笑)
というほどに、本当にたくさんの心配をかけて、その度に大きな愛情で救っていただきました。
強いて名前を挙げるとしたら、山﨑さんと新家さんでしょうか。
新家さんが声をかけてくださったから私はここにいますし、実務のイロハを根気強く教えてくださりました。また、私が苦しかった時に、山﨑さんがかけてくださった、「逃げ癖に負けるな。3年後、絶対に後悔させない。」という厳しくも温かい言葉は宝物です。
とにかく言いたいのは、トグルは、そんな会社です。
一生懸命に前進しようと、もがき続けている仲間を絶対に見捨てない。
「厳しくも温かい」会社なんです。本当に。
-採用業務でのやりがいや感動したエピソードはありますか?-
原田: 25卒の選考に進んでくれていた学生から、「選考過程を支えてくれて、ありがとうございました。」という言葉をもらったことです。
私の向き合い方一つで、候補者の方のトグルへの印象は大きく変わるんだと、実感した瞬間でした。
最近になって、採用という仕事を少しずつ、抽象的に理解できるようになってきた気がします。
この会社のファンを増やす。それが採用なんだと思います。
そして仲間になった後に、もっとトグルのファンになってもらう。それが、HRのミッションの一つなのだと思います。
Q4. 今後のキャリアプランや目標について教えてください
-これからのキャリアでの展望や目標について教えてください。-
原田: 今まで、こういうキャリアを積みたいというのがなかったんです。どういうキャリアがあるのかも知らなかった という方が正しいかもしれません。
でも、今はキャリアの目標があります。
採用責任者になりたいです。
大好きなトグルの、重要なピースの一つである「採用」の、責任を引き受けられるようになりたいです。私と同じくらい、トグルのことが大好きだと言ってくれる仲間を増やしていきたいです。
各ユニットが抱えてるミッションの達成を加速させるような提案を、「受ける」んじゃなくて「発信する」ことができる。
そんな採用責任者になりたいと思っています。
Q5.今のトグルに足りないものは何で、その上でどんな人にトグルに来てほしいですか?
-現在の会社に足りない点やどんな人材を求めていると思いますか?-
原田:足りない点=募集しているポジションです!(笑)
そして、成長に飢えている人を求めています。
今も私の中にある飢えや劣等感が、私の背中を押してくれています。私の周りにいる仲間も、どんなに高い目標を達成してもまだ、成長に飢えています。
そのエネルギーこそがトグルを前進させているのだろうと、私は思っています。
Q7. トグルの魅力を一言で教えてください
-原田さんから見たトグルの魅力を一言で教えてください。-
原田: 「厳しくて温かい」という文化が根付いているところです。その心は、上記ですべて語り尽くしました!!!(笑)
採用情報
トグルでは現在、HRの知見を活かせるポジションをはじめ複数のポジションでの募集をしています。カジュアル面談も受け付けておりますので、気軽にご連絡ください。
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