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【社員インタビュー】公務員からスタートアップへ

採用担当の原田です!
この連載は、チームが拡大する中の日々のドラマを発信したいという想いで立ち上げました!

トグルホールディングス(以下トグル)は、まちづくりにDXで革新をもたらす企業です。その独自のビジョンに共感し、多くの優秀な人材が集まっています。
今回は、2023年8月にトグルに入社し、現在はこのnoteで、当社メンバーへのインタビュー企画を連載してくれている、HRユニットのM.髙橋さんのインタビューをご紹介します!

Q1. 自己紹介

-経歴を教えてください-
M.髙橋:
東京出身です。3歳のころに父を病気で亡くして、母が女手一つで育ててくれました。母はいわゆるバリキャリというやつで、小さい頃はほとんど家にいなかったですね。そのころはお手伝いさんに遊んでもらっていた記憶があります。

幼少期のM.髙橋と母

母はあまり子供に干渉することはなく、基本ほったらかしでした。そんな母が唯一私に強要したのが"本を読むこと"でした。
時間ができれば子供と遊ばず読書をするような母を見ていたので、自然と私も本を読むようになりました。
今思えば完全に母の趣味ですが、小学校に上がる前からキュリー夫人やヘレンケラーなど女性が活躍している本が身近にあって、いつか自分も人の役に立つ何かをするんだろうな、とぼんやり思っていました。
そんな影響もあって、子供ながらに専業主婦になるというようなイメージは全く持てなかったですね。

その後、地元の小学校から中学受験をして都内の中高一貫の女子校に進学しました。
鮮明に記憶に残っているこの頃のエピソードとしては、親戚一同でベトナム旅行に行ったことです。中学1年生の時に父方の叔父がベトナムで橋を作った、ということで見に行きました。当時のベトナムは交通インフラが全く整っておらず、その橋ができることによって人々の生活が大きく改善されることに驚愕しました。叔父は施工管理の責任者でした。このことがきっかけで、自分の作ったものが人の役に立ち、かつ形になって世に残っていく建築や土木の分野に興味を持ちました。
叔父は現在80歳を超えていますが、今も現役で発展途上国のインフラ整備の現場で働いています。

叔父以外にも、獣医の従姉妹が動物の保護活動をしていたり、母は仕事を退職した後も留学生や保護犬の受け入れをしているので、身近な人が”役に立つことが当たり前”と思って生きている姿が私の価値観に大きな影響を与えました。

-M.髙橋さんの人生の軸は、ご家族の影響によるところが大きいんですね。-

M.髙橋:そう思います。大学受験にあたり、志望校を決める軸は簡単でした。
当時の私はド真面目だったので”得られる専門性が高く、勤勉な学生が集まっている”環境で学びたいと思いました。
最終的に東京理科大学工学部建築学科に入学し、主に構造材料について学びました。
軍艦島に行ってコンクリートの曝露試験をしたり、和歌山のRC造の建物のコアを採取して中性化について比較していました。
「コンクリート中に含まれる水分が鉄筋にどのような影響を及ぼすのか?」という内容で卒業研究を書いて卒業しました。
卒業後は行政で建築職として3年ほど勤務しました。主に都内の旧耐震の建物の耐震改修工事や建て替えを推し進める仕事ですね。改修工事のための助成金の対象になるかの審査や中間検査を行っていました。

大学でも建築を学んで、就職先でも建築のことしか考えていなかったので、このまま建築のことしか知らずに死んでいくのはもったいないなと思って、エンタメ系のIT企業に転職しました。その会社で初めてslackなどのITツールに触れ、行政との比較もあり、業務効率の良さにすごく感動しました。

インタビュー中のM.髙橋(顔を出さずの登場で恐れ入ります)

Q2. トグルとの出会い

-転職しようと思ったきっかけを教えてください。-

M.髙橋:焦燥感ですかね。前職も自身の仕事の内容が、人の役に立っているという感覚はありました。でも、もっとインパクト大きく、自分の手で直に、社会の役に立ちたい!という思いが、ふつふつとこみ上げてきてたんですよね。また、前職は400人ほどのエンタメ系のベンチャー企業でしたから、私はもう組織の機能の一部になっているのかもしれない と感じていました。もっと自分の考えで行動できる規模の小さいベンチャー企業に転職したいと思ったのがきっかけです。

-トグルに出会ったきっかけを教えてください。-

M.髙橋:ちょうど転職を考えていた時期に新家さんと飲みの席でお会いし、お声掛けいただきました。不動産・建築業界のDXとは程遠い現状を、行政で働いていた身として実感していましたから、トグルの会社説明を聞いて新しい価値を生み出せる会社かもしれないと思いました。社会の役に立てるかもと。

-なぜトグルなら、社会の役に立てると思ったんですか?-

M.髙橋:私自身が社会の役に立っているという実感を得るには、足元から積み上げていくことが必要だと思いました。つまり、まずは自分の手でできることを増やそうと。トグルではそれができると思えました。
なぜそう思ったかというと、スタートアップという、打席の多い環境とトグルのカルチャーですね。当時は全社主義というバリューではなく、全体性を大切にする・自己定義を刷新する のようなクレドに包含されていたと思いますが、自分の役割や価値観の範囲を、どこまででも広げられそうな期待感があったんですよね。

-こだわって、転職先を選んだんですね。-

M.髙橋:うーん。(笑)かっこよく言えば、そうなんですけど。振り返ると、当時はトグルの事業の壮大さが、私の焦燥感にヒットして、直感的に「面白そう!」と思って選んだような気もします。
実は、私、周りの人の影響を、よくも悪くもめちゃめちゃ受けるタイプなんです。意外かもしれませんが(笑)

-はい、意外です(笑)-

M.髙橋:ですよね(笑)でも、そうなんです。だからこそ、どんな環境で過ごすかが、すごく大事だと思っています。
高校を卒業した後も実は紆余曲折がありました。浪人して勉強するために予備校に通うはずだったのですが、予備校の費用は100万円を超えていて、かつ現役時代に通っていた予備校の印象では真剣な学生が少なく…。ここにいると、私も染まってしまいそうだなと思いました。
そこで、「このお金で予備校通うなら留学したい!」と母に伝えたら、「いいじゃん行っておいでよ」ということになり、カナダに半年ほど留学しました。なるべく日本人が少ない環境が良かったので、ヴィクトリアという小さな島でホームステイしました。
そうやって自分を追い込まないと、周りに流されてしまって頑張れなくなっちゃうという自覚があるんです。

Q3. 現在の業務内容

-入社してからの業務内容について教えてください。-
M.髙橋:今はHRの一員として、採用広報や組織運営を担っています。アルバイトメンバーの採用、採用広報、組織運営(オンボーディングチーム)です。

-これまでリリースされている社員インタビューのほとんどは、M.髙橋さんが書いたものです。まずは自分の近しいところから役に立つ、影響を与える ということにチャレンジしているのではないかと、M.髙橋さんの最近の姿を見て感じます。-

M.髙橋:そうですね。近い人たちとはつまり、トグルを認知してくれた採用候補者の方ですね。それからトグルの仲間です。
このnoteの社員インタビュー企画では、採用候補者の方がトグルのファンになるきっかけを与えられているんじゃないかな、と思います。

-社内のメンバーへのインパクトで言うと、どうですか?-
M.髙橋:
もともと、この企画が始まる時に山﨑さんから、「インタビューを通して、仲間のソースオブエナジー(精神性の根源)を再確認してほしい」という示唆をいただいていました。
みな日々忙しい中で、タスクに追われると、目的やゴールが不明瞭になる瞬間がある。そんな中で、自分がなぜここで働いているのかに、インタビューを通して立ち返ってもらうことで、改めて本人が、100%以上を発揮して、トグルで頑張る意味や意義を見出せる・再認識できるんじゃないかと。こんな思いでやっていたりはしますね。

Q4.今後の展望

-今後、採用広報では、どんなことをやっていきたいか?-

M.髙橋:業務とは関係なさそうなことでも、どんどん取り上げて、とにかく盛り上がりをつくっていきたいです。
いい意味でも悪い意味でも、まずは興味を持ってもらうきっかけになるコンテンツをつくりたいんです。受け取り方は読み手の方の自由ですから。トグルにはこんなユニークさがあるよ!ということを、まずは量をたくさん、発信したい。
インタビューを見ることで、ワクワクしたり息抜きできるようなコンテンツもつくれたらいいなと思っています。

-HRチームやトグルがどうなっていくと思いますか?どうなることを望みますか?-

M.髙橋:トグルに関してはLINEやAppleのような、社会にとって不可欠なインフラになると信じています。
今は不動産に特化したプロダクトですが、今後は建築設計よりの構造計算が自動化できるプロダクトや図面を読み込んだだけで法規を読み解いてもらえるようなプロダクトがあったら、私が行政で見てきたような世界は本当に大きく変わりそうです。想像するだけでワクワクします。
大手ゼネコンなども、トグルのツールがあるから、人を増やさなくても仕事が捗る!というような世の中になるとかっこいいなー。まさに役に立っているなーと、思いますね。
HRとしてはそういった社会のインフラとなるサービスの開発や、それを提供する仲間を「支える」役割を果たしていきたいですね。入社してくれた人が、初速はやく活躍してくれるような。そんな貢献をしたいです。

仲間も一気に増えて、皆の悩みが今、なかなか見えづらい状況なんじゃないかなと思ったりしています。「トグルdeないと」などの社内行事は、それらを解決する突破口になるんじゃないかな?と思っています。

M.髙橋が幹事を努める月1回の全社交流会にて

-インタビューは現時点で50人。インタビュー企画を実行する前と後で、M.髙橋さんの中で、何か変わったものはありますか?-

M.髙橋:大きく変わりました!私、影響受けやすいので(笑)
トグルって、一人残らず全員、熱量が大きいんです。そんな中で、自分も、もっと熱量を上げないといけないと思わされました。みんなの熱量が伝播したんです。それがインタビューによって変わったことです。
今、人生で一番、熱量高く生きていると思います!!
「今が一番頑張っている」「今が一番いい」と思って生きていたいという、私の信条や願望によってバイアスかかっているかもですけどね(笑)

Q6. トグルメンバーをインタビューしてみて再認識した、トグル・フジケンの魅力を一言で教えてください。

M.髙橋:さっきの回答と重複しちゃうのは承知で、めっちゃ伝えたいんですけど。とにかく「人がいい」ことです。私が今まで働いてきた環境の中で、一番良いんですよね。私の語彙力だと、あまりすごくないことみたいに聞こえちゃうんですけど。これって、本当にすごいことだと思っていて。
仕事に対してネガティブな考えを持っている人が、本当に一人もいないんです。だからこそ私も、いい意味で巻き込んでもらって、「この組織に貢献したい・この会社に貢献したい」と思えています。
働くことへのモチベを維持するには最高の環境だと思います!

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