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ネットで調べればすぐに分かるのに、どうして勉強ってするの?

QuizKnockとマクドナルドと絵本『どう解く?』のコラボ

今YouTubeやテレビで活躍されている、QuizKnockという集団をご存じでしょうか。QuizKnockとは、「楽しいから始まる学び」や「身の回りのモノ・コトをクイズで理解する」をコンセプトに、東大王などでも活躍されている伊沢拓司さんを中心としたメンバーで運営されている知的メディアです(参考:Wikipedia)。そんなQuizKnockが、マクドナルド×絵本『どう解く?』のアンバサダーになられました(動画はこちら)。クイズやテストは基本的に答えがただ1つ存在しますが、世の中には答えが1つに決まらない問題もたくさんあります。そういった、答えのない問題をテーマにした絵本『どう解く?』をヒントに、こたえのないもんだいについて子どもたちと一緒に考える中で、子どもたちが問いに対して積極的に向き合うきっかけを作ることをサポートするというのが今回の企画だそうです。その中の1つの問いが、表題なのです。

子どもたちやQuizKnockメンバーの回答、私の回答

まずは子供たちの回答から。

「ネットだと、ひとりで調べることができて便利だけど、誰かと一緒に考えながら勉強するのも大事。そのほうがちゃんとわかる気がするから。」「すぐ忘れちゃうから、勉強で実践したほうがいい。」「頭を使わないと、ロボットに地球侵略されたりするかもしれないから。」

ロボットの侵略の回答はかわいいですね。また、1人目や2人目の回答はおうちの人や教員が普段言っていそうな回答ですね。どれも素敵だと思います。

QuizKnockメンバーの回答はというと

「勉強すると将来楽になるから」「スムーズに生きるために勉強する」「『調べるとわかる』ということをわかるため」「見極められるようになるため」

さすが知的集団です。特に最後の意見は本当にその通りです。私も普段から生徒に伝えていることなのですが、情報を鵜吞みにするのではなく、その正誤を正しく判断し、その情報を正しく活用する力が今の社会で求められています。(このような力を情報リテラシーといいます。)これはSociety5.0を生き抜く我々や生徒に必要な力であり、その力を伸ばすためにも勉強をしなければならず、それこそが「どうして勉強するの?」に対する私の答えです。(Society5.0については機会があれば解説します)

ただ、「私はそう思う」だけであり、それが絶対の答えというわけではありません。10人いれば10通りの答えがあってよいと思います。大事なことは、「児童生徒が納得し、自発的に学ぶかどうか」だと私は考えています。誰もが1度は考えたであろう『なぜ学ぶのか』という問いへの答えは、教員だけでなく、お子様やお孫様をお持ちの方も、自分なりの答えを持たれているほうが良いでしょう。

最後に

ヒナタTさん、先日私が投稿した『地面を見たって大きな壁を見ているようなもんだ』を、【教員としての熱い思い】と【もう1度読みたい保存マガジン】に登録してくださりありがとうございます。

フォローも66いただきありがとうございます。

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