商品の特徴とお客様の利益を繋げる:部署内セミナー④『顧客視点から考えるFAB式アプローチ』#オープン社内報
こんにちは、戸田被服株式会社の新井です。
普段はマーケティングや商品企画、Webに関係する業務を雑多に行っています。
さて、部署内で行っているセミナー。
ステップ2の説明にはいります。
今回は座学形式でスライドショーを見ながら学べるようにしました。
前回の記事はこちら
これまでに参加者である後輩たちには、商品の特徴やペルソナ像を、思いつく限り書いてもらっています。
そんなわけで実際に説明をしていきます。
まずはスライドでFABについての説明を行います。
FABって何?
FABは商品の特徴を理解し、それを顧客に訴求する為のフレームワークです。
F.特徴:Feature
A.利点:Advantage
B.利益:Benefits
書いてみた商品の特徴や、使用時にどうであるか、お客様にはどんなメリットがあるかをもう一度見てみましょう。
それぞれがFABの項目になっている事が判ります。
ペルソナ像について
ペルソナ像が判ってくると、ミスマッチな提案はしなくなります。
ミスマッチが減る事で、無駄な労力も減ります。
ペルソナ像:年齢
ペルソナ像:ライフスタイル
ペルソナ像:着用シーン
ペルソナ像:身長・体型・気になる部位
自分が書き込んだペルソナ像を再度見てみましょう。
これまでの経験をもとに改めて書いてみたペルソナ像、沢山かけたと思います。様々な観点から考えた問題や抱える悩みを書き出すことで、共通する要素を見つけることができます。
共通する悩みや痛点を見つけることは、顧客のニーズを把握し、それに対して具体的な解決策や提案を行うための重要なステップです。
共通する悩みが訴求ポイントとなることで、お客様に対して「あなたの問題を解決できる商品があります」というメッセージを明確に伝えることができます。
訴求ポイントはお客様が抱える悩みや問題を解決するための特徴や利点を示すものです。
共通する悩みが訴求ポイントになることで、お客様にとって価値のある商品を提案することができます。お客様は自身の悩みや問題を解決してくれる商品を求めていますので、その悩みを的確に捉えて解決策を提案することが重要です。
共通する悩みを見つけ、それに対する解決策を訴求ポイントとして明確に伝えることで、お客様の関心を引きつけ、商品の興味や購買意欲を高めることができます。
お客様のニーズに寄り添いながら、解決策を提案することで、お客様とのつながりを深め、ロイヤルティを築くことがでます。
まとめ
今回はFABとペルソナ像について座学でしっかりと伝えました。
個々の部分がブレていると、何を根拠に説明しているのかや、誰に説明すべきなのかがブレてしまいます。
どうしても抽象的な説明になりがちなので、なるべく具体的で判りやすい説明を心がけました。
次回は後輩たちに草案を作成してもらう予定です。
2023年6月20日 戸田被服株式会社 新井美晴