部署内セミナー『顧客視点から考える効果的なコピーライティングと言語表現のマスター』(草案)#オープン社内報
戸田被服株式会社の新井です。
前回行ったセミナー『顧客視点から考えるFAB式アプローチ』
こちらの知識をベースとして、さらにスキルアップを目指して、新たな部署内セミナーを行おうと思います。
今回行う内容はこちら
『顧客視点から考える効果的なコピーライティングと言語表現のマスター』
そもそもコピーライティングは、商品の宣伝や広告などのコピー(文章)を制作するための技術やプロセスを指すものです。
具体的には、商品やサービスの特徴や利点を魅力的に伝え、顧客の興味や欲求を引き起こすための文章の作成を行います。
前回までにFAB式アプローチを学び、大まかな流れを理解しているので、今度はよりお客様(ペルソナ像)に沿った言葉や表現を使っていくことを学びます。
第1章:コピーライティングの基礎
前回の復習テスト
コピーライティングの重要性と役割の復習
ペルソナ像とお悩みの理解の重要性の強調
FAB式アプローチとペルソナ像の組み合わせによる魅力的なコピーの作成方法
復習テストはこんな感じにしようと思います。
FAB式アプローチに関する質問:
FABとは何の略ですか?
FAB式アプローチでは、どのような要素を考えますか?
特徴と利点の違いを説明してください。
利益とは何を指しますか?具体的な例を挙げて説明してください。
ペルソナ像構築に関する質問:
ペルソナ像とは何ですか?簡潔に説明してください。
ペルソナ像を作成する際に考慮すべき要素は何ですか?
ペルソナ像を作成する目的は何ですか?
前回のセミナーで得た知識がベースにある事が大前提なので各人の理解度確認も踏まえて行います。
第2章:ペルソナに沿った言い回しの作成
ペルソナ像の詳細な分析と洞察の重要性
ペルソナの言語や表現スタイルの特徴の把握
ペルソナのお悩みに焦点を当てた言い回しやキャッチフレーズの作成方法
年代別に言葉の認識が違ったりする事や、伝わりやすい言葉、伝わりやすいにくい言葉等ありますよね。
また好みの表現などもあります。
例えば渋谷にシニア系のお店を構えるのと、巣鴨に構えるのどちらがより集客が高いでしょうか?
どうして巣鴨だと行きやすいのでしょうか?
そういった感じに詳細な分析を行いながら、普段当たり前に感じている事に「何故?」と疑問を持ちながら、根拠となる答えを見つけていきます。
そうやって詳細な分析と洞察を通じて、ペルソナに合わせた言い回しや表現スタイルを作り上げます。
第3章:ペルソナの心理的ニーズへのアプローチ
ペルソナの心理的ニーズの理解と分析方法
ペルソナの欲求や目標にアピールする表現方法
ペルソナの痛みや不安を解決するBenefitのポイントの見つけ方
これは前回のセミナーでやった商品の持つ訴求ポイントと、お客様(ペルソナ)の悩みを割り出して、解決するポイントと悩みを繋げる方法の延長です。
前回の説明で不足しているものや、初回におこなった理解度テストを元に補足説明をしていきます。
ペルソナの心理的ニーズにアプローチすることは、効果的なコピーライティングにおいて重要な要素です。顧客の欲求や目標にアピールし、痛みや不安を解決するBenefitを提供することで、顧客との関係を深めることができます。
ペルソナの心理的ニーズを理解し、それに応じた表現方法やコピーの作成を学ぶことは、顧客との共感や信頼を築く上で欠かせません。
また、ペルソナの心理的ニーズに対する的確なアプローチは、顧客の購買意欲を高め、商品やサービスへの関心を喚起する効果も期待できます
第4章:エンパシーを持ったコミュニケーションの構築
ペルソナとの共感を生み出すストーリーテリングのテクニック
ペルソナの言葉遣いや表現スタイルの模倣の効果
ペルソナの感情に響く言葉遣いやフレーズの活用方法
エンパシーは相手の立場に立ち『どんな風に感じるか』や『どんなふうに考えるか』を想像する力の事を指します。
よりお客様に沿った状況で、どんな言葉なら受け取りやすいかや、どんなふうに伝えられたら想像しやすいかを考えます。
エンパシーを持ったコミュニケーションの構築は、顧客との関係を深め、共感を生み出すために重要な要素です。
またストーリーテリングのテクニックを用いることで、ペルソナとの共感を生み出すことができます。
ストーリーは人々の感情や想像力に訴えかけ、情報をより鮮明に伝える力を持っています。ペルソナの心に響くストーリーを構築することで、関心や共感を引き出し、商品やサービスに対する興味や関心を高めることができます。
また、ペルソナの言葉遣いや表現スタイルを模倣することも効果的です。
顧客と同じ言葉遣いや表現方法を使うことで、コミュニケーションがスムーズになり、共感を生み出すことができます。
ペルソナが使う言葉やフレーズを活用することで、彼らの感情に響くコピーを作成することができます。
第5章:ペルソナとのダイアログ構築
ペルソナへの質問やフィードバックの重要性の説明
ペルソナの声や要望に応える言い回しの作成方法
ペルソナへの提案やアドバイスの具体例の紹介
ペルソナへの質問やフィードバックの重要性を説明することで、顧客の声や要望を的確に把握することができます。
顧客からのフィードバック(弊社では主に商品に対する口コミやショップレビューだったりします)は、商品やサービスの改善や課題の把握に役立ちます。
また、質問を通じて顧客のニーズや関心を深く掘り下げることができます。顧客との対話を通じて得られる情報は、戦略や提案の作成に活かすことができます。
さらに、ペルソナの声や要望に応える言い回しの作成方法を学ぶことで、顧客とのコミュニケーションが円滑になります。
顧客が求める情報やサポートに対して適切な言葉遣いや表現を使うことで、彼らの信頼を獲得し、顧客満足度を向上させることができます。
また、ペルソナへの提案やアドバイスの具体例の紹介は、顧客に対して有益な情報や解決策を提供するための手がかりとなります。
顧客のお困りごとに対して適切な提案やアドバイスを行うことで、顧客がより快適に商品やサービスを利用できるようサポートすることができます。
弊社ではWebショップでお買上頂いた際に『ねきにたう』というアフターフォロー冊子をお渡ししているので、より活かせる内容になるはずです。
第6章:効果測定と改善
ペルソナに対するアプローチの効果測定の重要性の説明
ペルソナに関連する指標の設定と分析方法について具体的説明
ペルソナの反応や成果に基づいた改善のアプローチや戦略の提案
この章では、前回学んだペルソナに対するアプローチ方法の復習と結びつけながら、具体的な成果や反応の測定方法に焦点を当てます。
例えば、コンバージョン率や反応率の解釈や改善方法、A/Bテストや顧客フィードバックの活用、パーソナライズドマーケティングの効果測定など、具体的な事例やベストプラクティスを紹介しながら説明します。
最終章として効果測定と改善を取り上げることで、参加者は学んだアプローチ方法の実践結果を測定し、改善するための手法や戦略を学ぶことができます。
前回学んだアプローチ方法の成果を測定し、さらなる改善と戦略の提案につなげるための章にしました。
まとめ
前回のセミナーで顧客視点から考えるFAB式アプローチを学び、商品の特徴とペルソナ像の悩みを繋げる考え方をえました。
今回ではよりペルソナ像つまりお客様に沿って考えていきながらメルマガや商品ページ等の文章を作って行くことを学びます。
参加者は、全6章を通して知識を深め、実践に活かすことができ、何よりより顧客視点の重要性に気づけると思います。
ビジネスは顧客がいなければ成り立ちません。
私たちは何を提供しているのか、誰に向けているのかを明確にし、顧客に必要とされる価値を届けていくことが重要です。
このセミナーを通じて、顧客中心のアプローチを意識し、顧客の声や要望に寄り添ったコミュニケーションや提案を行っていけるようにスキルアップをみんなで目指します。
またセミナー始まったら記事に出来たらと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
戸田被服株式会社
新井美晴