自分だけの世界で作る。 水を縫う/寺地はるな
小さな頃から、何かを作って作って作り続けることを「好き」としてきた。児童遊園に行っては大量の工作物を持ち帰ったり、丸1年かけて段ボールにも入らないような数の鶴を折ったり。問題行為とも取れる度を超えた行為は、小学校に入ってからその鳴りは潜めたように自分では思っているのだが果たしてどうだろうか。
刺繍をしたり、イラストを描きまくったり、お花を育てたり、ぬいぐるみを作ったり、挙げ句の果てには真面目に勉強をしてプログラミングもやっていたが、これらも十分な問題行為かもしれない。そして