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こんなはずじゃなかったのに



「君に恋をするなんて、ありえないはずだった」
筏田かつら

恋愛小説が続きましたが、これは友人からオススメされたので読みました。
舞台は千葉県の県立高校。
冴えない陰キャ男子高校生 飯島靖貴(やすき)
派手目で1軍トップに君臨美少女 北岡恵麻
絶対に相容れないはずの2人の恋の話。

こんな高校生活送りたかった思いを込めて書きます

勉強合宿の夜、夜道で1人、サンダル壊してうずくまる北岡恵麻にスニーカーを貸してあげる飯島靖貴
→まず、こんな偶然無い

数日後、4駅離れた自宅までスニーカーを返しに来る(手作りクッキーを添えて)
→北岡のえげつない行動力と、既に家まで来てるという神展開

名前の由来の女優「エマニュエルべアール」に似せたヘアスタイルにイメチェン。
靖貴「やっぱり、似てるよな」と言う
→陰キャのくせに結構攻めたことサラって言ってるやん

予備校帰りに駅のホームで靖貴を待つ北岡
→帰りの電車違うはずなのに毎週待ってくれてる辺り、もはや現実には無い
さらには疲れて肩に寄りかかる北岡→なんやコレ

文化祭。着ぐるみを着た靖貴は階段で泣いている北岡を見つける。泣いている北岡を励まそうと着ぐるみのまま抱きしめる(靖貴だとバレてない)
→こんなのあるんだったら俺も着ぐるみ着たかったわ

痴漢の過去を持つ北岡を守るため電車内で手首を掴む、手を握る→確定演出

缶コーヒー回し飲み→確定演出 連続フィーバー中

嫌がらせでビショ濡れになった靖貴に、北岡は自身のジャージを貸す→100年に1度の神降臨
マリオカートでスターGET

テンテンテテツッテッツテレテレテレテレテレテー



後日北岡

「あんなオタク、あたしが相手するわけないじゃん」

………えっ?。

「This was never supposed to happen 」

#読書の秋2022

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