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【読書記録】喜嶋先生の静かな世界/森博嗣

ここ最近、陰陽師の平安時代と、大河ドラマ鎌倉殿の13人の鎌倉時代にハマりすぎています。もはや歴史オタクと化しています。
そのため、読む本手に取る本が、ことごとくそのあたりの小説だったり新書ばかりになっていました。

そんなわけで?、陰陽師シリーズ読み終わっちゃうのもさみしい〜ってことで、ちょっと路線変更。親愛なる森博嗣先生の積読本を引っ張り出してきました。

▼喜嶋先生の静かな世界
 The Silent World of Dr.Kishima
 森博嗣(著)

久々の森博嗣先生の作品。やっぱりこの世界最高です。今回はシリーズものじゃなくて、単発ものでしたが、これは……わたしの中でのbest of 森博嗣作品かもしれない。(まだ読んでいない作品もたくさんあるから、現時点ですが。)
めちゃくちゃ良かったーー!!
なぜにこんなに素敵な本を、ずっと積読していたのだろうか、と思うくらいには良かったです。

どんな物語であったか。
感想を述べるのが下手くそなのであんまりうまくは言えないけれど。

淡々と進む静かな世界、静かな大学生活。
主人公と喜嶋先生がだんだん交わっていく。
そして少しずつ変わって行って、最後にもいろいろな世界が広がる。
みんな違うし、みんなそれぞれ生きている。

という感じです。とにかくネタバレしないようには書いたつもりですが、みんな読んでみて欲しい。そして、森博嗣先生だから、さいごは流石だなって。

しかしながら森先生から離れている数年のうちに、めちゃくちゃ刊行されていますね。わたしなんか、四季までしか追えていないと思うよ……。
大学生の時にハマりにハマって買い集めたS&MシリーズやVシリーズは、殆ど実家だから読み返そうにも読み返せないし(なんでか数冊だけ手元にあるけど)、Gシリーズは3冊くらいまではだしてるなぁ〜って思ってたけど、気づいたら終わっている……?Xシリーズまで出てるし、わたし大忙しじゃないか、と。
クリームシリーズとかいうかわいい名前のエッセイ集とかも出ていたりして、ちまちま買い集めていこう、と喜嶋先生の静かな世界を読んで思うなどしました。

読みたい本が世の中には多すぎて、圧倒的に時間が足りないね。

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